って、どうなんでしょうか。遅いのかな?
自分としては遅すぎてかなり戸惑ってる。
恋愛ってものは安全なところでするものだと思っていた。
だから1人の人と長く続いたし(中学1年生のときにできたはじめての彼とは5年半続いた)、
それまでの恋愛は牧歌的なものだった。一目惚れなんてトンデモだと思ってた・・・。
ところが、22歳になって出会った人に強烈に惹かれた。
初めて一目惚れした人だった。
出会った瞬間、身体中の血が沸騰するような、
心のどこか深い、モノクロだったところに色がついていくような、そんな気分だった。
もちろんそんなことは初めてだった。
私から見たら高嶺の花のような人だったけれど
慣れないアプローチなんてしちゃって、ようやく付き合えた。
考え方も住む世界も何もかも違う人だったんだけど、そんなことはどうでもよかった。
遠距離だったからなかなか会えなかった。
だからか、会う前にはかならず新しい服を買い、
前日にはかならず長風呂だった。
それどころか、会いもしないのに、電話が来るというだけでお風呂に入った。
完璧に綺麗な状態にして、目を瞑ってベッドに入り電話が鳴るのを待った。
しようと思ってやってるんじゃなくて、気がついたらそうしてる自分が居る。
毎日が夢のようだった。彼と話すだけで私は心から安心したし、
付き合い始めのような高揚感は今でも続いてる。
そんな状態で1年ぐらい過ごして、何度もケンカしたり連絡を断ったりしながら
数日前に自分からさよならを言った。仕方なかった。
これ以上彼と一緒に居ると、自分が壊れてしまう気がしたから。
どんどん彼に同化して、しまいには自分も彼も、そして周りの人達まで
壊してしまう気がしたから。
そんなことを考えると、あれほどカラフルだった心が
すーっとモノクロに戻っていった。身体の中心が冷えた。
あれは初恋だった。間違いないと思う。
だけど同時に、あれはなんだったんだ?と思う。
あれだけ好きだったのに、どうして今の自分はモノクロなのだろう。
わかりあえなかったのに、好きだったのはなぜなのだろう。
ところで先日、ひとつ年上の従兄が結婚した。
すげーラブラブなんだよね。初めて目の当たりにする新婚パワーにびっくりする。
結婚が女の唯一の幸せとは思えないんだけどね、なんか見てて辛いものがある。
耐え切れなかったのでここに駄文を長々と連ねてるという・・・。
24歳。これからどう生きていけばいいんだろう。
「自分」はどこにいってしまったのか。
とりあえずは、独りでも楽しく生きていけるようになりたい。まずはそこからがんばろう。