2009-01-03

22歳の初恋

って、どうなんでしょうか。遅いのかな?

自分としては遅すぎてかなり戸惑ってる。

恋愛ってものは安全なところでするものだと思っていた。

だから1人の人と長く続いたし(中学1年生のときにできたはじめての彼とは5年半続いた)、

それまでの恋愛牧歌的なものだった。一目惚れなんてトンデモだと思ってた・・・。

ところが、22歳になって出会った人に強烈に惹かれた。

初めて一目惚れした人だった。

出会った瞬間、身体中の血が沸騰するような、

心のどこか深い、モノクロだったところに色がついていくような、そんな気分だった。

もちろんそんなことは初めてだった。

私から見たら高嶺の花のような人だったけれど

慣れないアプローチなんてしちゃって、ようやく付き合えた。

考え方も住む世界も何もかも違う人だったんだけど、そんなことはどうでもよかった。

遠距離だったからなかなか会えなかった。

だからか、会う前にはかならず新しい服を買い、

前日にはかならず長風呂だった。

それどころか、会いもしないのに、電話が来るというだけでお風呂に入った。

完璧に綺麗な状態にして、目を瞑ってベッドに入り電話が鳴るのを待った。

しようと思ってやってるんじゃなくて、気がついたらそうしてる自分が居る。

毎日が夢のようだった。彼と話すだけで私は心から安心したし、

付き合い始めのような高揚感は今でも続いてる。

そんな状態で1年ぐらい過ごして、何度もケンカしたり連絡を断ったりしながら

数日前に自分からさよならを言った。仕方なかった。

これ以上彼と一緒に居ると、自分が壊れてしまう気がしたから。

どんどん彼に同化して、しまいには自分も彼も、そして周りの人達まで

壊してしまう気がしたから。

そんなことを考えると、あれほどカラフルだった心が

すーっとモノクロに戻っていった。身体の中心が冷えた。

あれは初恋だった。間違いないと思う。

だけど同時に、あれはなんだったんだ?と思う。

あれだけ好きだったのに、どうして今の自分モノクロなのだろう。

どれだけ膨大な時間を割いてもエイリアンと話してるみたいで

わかりあえなかったのに、好きだったのはなぜなのだろう。

それまでの恋愛では知ることのなかった「人間」ってものを

良い意味でも悪い意味でも知ってしまった今の自分は誰なのだ?

ところで先日、ひとつ年上の従兄が結婚した。

で、今日従兄夫婦とウチの親戚で食事したんだけど

すげーラブラブなんだよね。初めて目の当たりにする新婚パワーにびっくりする。

結婚が女の唯一の幸せとは思えないんだけどね、なんか見てて辛いものがある。

耐え切れなかったのでここに駄文を長々と連ねてるという・・・。

24歳。これからどう生きていけばいいんだろう。

自分」はどこにいってしまったのか。

そんな馬鹿馬鹿しいこともわからなくなってしまったんだけど

とりあえずは、独りでも楽しく生きていけるようになりたい。まずはそこからがんばろう。

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