もく‐てき【目的】
1 実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。「当初の―を達成する」「―にかなう」「旅行の―」
2 倫理学で、理性ないし意志が、行為に先だって行為を規定し、方向づけるもの。
[用法] 目的・目標――「目的(目標)に向かって着実に進む」のように、めざすものの意では相通じて用いられる。◇「目的」は、「目標」に比べ抽象的で長期にわたる目あてであり、内容に重点を置いて使う。「人生の目的を立身出世に置く」◇「目標」は、目ざす地点・数値・数量などに重点があり、「目標は前方三〇〇〇メートルの丘の上」「今週の売り上げ目標」のようにより具体的である。
もく‐ひょう〔‐ヘウ〕【目標】
1 そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。「島を―にして東へ進む」
2 射撃・攻撃などの対象。まと。「砲撃の―になる」
3 行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。「―を達成する」「月産五千台を―とする」「―額」
目的は1年後の決算で黒字にする、目標は1ヶ月の売り上げを2500万円を目指す。
目的は持続可能な社会を目指す、目標は生産→消費→破棄→資源(循環を目指す)
・・・これではわかりにくい。一つの目的に複数の目標があるって考えたらわかりやすいかな。
目的は○○大学に受かりたい。目標は偏差値60以上、金銭面で大丈夫か確認。
目的は偉人たちの考え方、発想法、創造力を取り込みたい。目標はヴィトゲンシュタイン、アインシュタイン、カントの原著を読む。
目的は言葉の使い方を知り、区別することで考え方を整理する。目標は、目的と目標の区別をする。
んー、戦略と戦術みたいな違いだろうか。理念と方針の違いとか。抽象的とか具体的とかを考えるとき、集合を使って考えた方がわかりやすいような。KJ法みたいに、ラベルが目的で、各要素が目標・・みたいな。
辞書攻撃キター レポートでは減点対象になるよ