2008-08-20

まだ25じゃないか。

おれがはじめて就職したのはなんと35のときだ。

収入年間数十万円の気の遠くなるような沈澱期間をへて、ようやく運転免許をとったのは32のときだ。

免許をとりにいく元気も金もなかったんだ。全部ギャンブルと遊びに使ってしまっていた。

人の家に居候し、汚れきった、ごみためのような生活。酔っては大暴れした。

同級生たちが管理職になり、家を購入し子供学校に通わせ出す そんなころ、おれは新社会人としてスタートした。

ひょんなきっかけから、中小企業社長に拾い上げられた。

仕事最前線にたったとき、遊びほうけた20代は、失われた10年なんてもんじゃなかったよ。

最初は非常識人間としてまゆをひそめられた。

一応30代ビジネスマンの格好をしてはいたが中身は何も知らない原始人みたいなもんだった。

でも、二年ほどしたら、だんだん認められるようになっていた。

いまでは仕事海外にもいくし、責任ある業務もまかされるようになりつつある。

ずっと長い間、社会適応できない人間だと思い込んでいた。

でも違うんだ、腐った環境に慣れ親しんでいただけにすぎなかった。

どうすればいいか?いま考えなくても大丈夫だよ。

それは弾がびゅんびゅんとんできてから考えても全然遅くはないんだよ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん