いろんな事を言う人達がいるんだけど、つい10年位前の話なんだけどさ、iモードがバカにされていた頃を思い出したよ。
当初は、iモードでインターネットに繋がる!とかなんとかって話だったんだけど、お仕着せのつまらない公式サイトしかなく、いわゆる勝手サイトなどはかなり制限があり、ユーザーが参加できるような状態ではなかった為に、発表後、即、ウンコ扱いとなった。よって、EZwebとか当時J-フォンなどの同様のサービスもウンコ扱いだった。エンターテイメントのようなものが一切無かったと言ってもいいほどだったというのもある。
携帯を使ってインターネットという話は、スイーツ(笑)という扱いだった。携帯電話でインターネット(笑)。
しばらくたってから、インターネットに接続できる環境を持つ人が、ウン百万人とかウン千万人になったとかいう報道がされた時も、携帯電話でインターネット(笑)という雰囲気だった。
いつからだろう。携帯のコンテンツがもてはやされるようになったのは。確かに便利になったことは間違いない。PCでアクセスするwebサービスよりも便利なものも多いようだし。
iphoneで携帯コンテンツにアクセスできない事をバカにするような事が大手を振って行われている。それを苦々しく見ているオッサンは俺だけじゃないだろう。携帯ルールに則った制限の多いコンテンツを有り難がる気持ちが理解できない。携帯を有りがたがっているウチは世界に討って出れませんよ。そんな日本ローカルの場所で頑張ってどうすんの。日本の人口は減る一方だし、今後増える様子も無い。市場は狭くなる一方なんですよ。携帯の向こうに未来を見ているやつはアホみたい。昔はさんざんバカにされていたものが、今は尊重されている。時代の流れと言ってしまえばそれまでなんだけど。
まあオッサンだからしょうがない。今の時代の流れがよく見えない。読めない。
自分が本当に大切にしているもの、好きなものが、批判にさらされていれば、顔を真っ赤にして反論し、擁護するだろう。でも、iPhoneにはさして興味が無い。ケータイじゃない端末なんて昔からあったし、騒いでいるやつが騒ぐ気持ちも解らない。叩くやつが必死に叩く気持ちも解らない。叩くやつが滑稽に見えるのは間違いないけど。
でも何か小さな希望のようなものが有るような気がしないでもない。又、あの携帯電話でインターネット(笑)の時代がやってきたらいいなと思うんだよ。でもそれはたんに懐古の気持ちからだ。