2008-06-21

「どんなジレンマ」考

増田に、

そう、「ほとんどの」増田エントリーに言及している、

むしろそれ自体が「生きる目的」ではないのかと思わせてしまうほど

増田への言及エントリを投稿し続けているブログはてダ)がある。

どんなジレンマ

http://d.hatena.ne.jp/hrkt0115311/

である。

一体何が、「増田」という匿名日記のひとつひとつのエントリ

「投げやりではない」言及を彼にさせるのだろうか。

これは「増田への言及エントリを書く」彼への言及エントリである。

彼は「増田王」と言っていい。彼の一日は、トイレの壁に貼ってある

プリントアウトされた過去の傑作増田エントリー」の文章(※週替わりで張り替えている)

朗読することから始まるというのは私の勝手妄想だが、

彼の増田に対する執着心・愛情は我々の理解を遙かに超えたところにある。

彼は、誰よりも、そう誰よりも増田を愛している。

私はそんな彼の書く文章を愛しているからこそ、今回これを書くに踏み切った。

彼はそもそも投稿する量自体が尋常ではない。

最近のペースだと一日5,6件ほど。下手したらしょこたんになれる。

そもそも「記事一覧」に行くとフリーズしたほど。

そんなブラクラ並の破壊力を持つほどの「増田言及力」に関して、彼の右に出る者はいない。

世界一」と言って、全く差し支えない。私は彼の存在があるため、

増田考」的なエントリーを書けないままでいる。

彼の前では、「増田を語る上で必要な説得力」など完全に消え去る。

大げさな話ではない。彼はそれほどまでに、一人一人の増田を深く愛し、考え、書く。

増田に対する熱い思い。

初めて彼の存在に気付いたときは、

増田自体をネタにしてしまう」という独自性の高さに大いに感心した。

個人的に、彼の一番の魅力は「注目されてない増田」に対しても言及しているところ。

ブクマ数の多いエントリに対してだけ言及エントリを書き、

トラバを送る方が注目を浴びやすいのにも関わらず、

彼は「そうでない増田」に対してもトラバを送り言及する。

「自分の文章力を試したくて増田に書いたはいいが華麗にスルーされた」

かわいそうな増田に対しても、他の人気増田同様、手をさしのべて優しい言葉を投げかける。

私がかつてそうされたように。この「博愛」の精神が文章から絶えずにじみ出ている。

要は、アクセスを稼ぐために「狙った」記事を書く類の人間ではないんだろう。

リアルであったらうまい酒が飲めそうだ。

2chスレッドよりも本音を「語れ」て「影響力を与える」増田は、

あのはまちやをして「うん。増田くんはいつもいいこと書くね!」と言わしめたほど。

そのネットの○○(うまい言い方が思い浮かばないので保留)とも言える増田を追いかける堀北氏は、

今最もあついブロガーであることは疑いの余地もない。






また転載

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