2008-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20080614121301


日本解雇出来ない制度」はいい指摘ですね。

でもプロパー能力不足で堂々と解雇できている例は少ないと思います。(組合系がついて、裁判になれば相当厳しいはず) ただ、大会社になれば子会社出向から転籍とか、左遷異動してパワハラとか、いろいろな技はあるのは事実で、企業文化の問題というのはいい指摘だと思います。

日本労働市場は何故おかしいか」は、ちょっとおかしい気がします

米国派遣は、確かに紹介予定派遣に近いか、臨時雇いの側面が強いでしょう。ただ一番の違いは、米国正社員職能給で、マネージャ秘書・上級技術者・下級技術者・営業・スタッフ職・アシスタントなどなどで同じ会社だけど正社員の給与がバラバラだと思います。

一方で日本企業は、成果主義といいながらも誤差程度の差しかなくて、実質は「総合職」「一般職」の2種類しか給与上の職種がなくて、出世の早い遅いはありますが、年功序列に近い状況だと思います。そこで低スキルの職種として「派遣」が雇い入れられたり、安い給与体系の「子会社」を作って、バランスを取っています。

そして最大の問題は、米国だとスキルアップすれば上位職種へ転換できますが、日本は年を取ると上位へ行くところに壁があって、壁を越えるのが不可能に近くなっているのが問題なのだと思います。

ところで、「天下り目的の御用派遣子会社なんてのが幅を利かせまくっている」って何でしょう。国内派遣は大きなシェアを握っている企業がなく、外資系vs国内新興企業の乱戦市場系列派遣会社グループ内で解雇する代わりに転籍させる先)がほとんどじゃないかと思います。

(余談ですが、欧は詳しくないけど解雇規制は相当厳しいらしいので、ここで欧米っていう表記はNGだと思います)

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