あと思うのは黒板に板書する時間の無駄さである。今の授業は先生が黒板を更新するのに5分使うが、プロジェクタなら0.2秒で出来る。色だって黒板ならせいぜい8色だが、プロジェクタなら軽く5色じゃなくて5桁は行く。画像だって表示できるし、動画だって見られる。綺麗に板書をノートにうつすのが授業じゃない。
うちの教授がそんな授業をやっておりました。確かに教授からすれば同じ内容を板書だなんて非効率な作業したくはないもんな。
でも、これがノートに写しづらかったんだわ。黒板に手書きした文字を写すのは、パワポを書き起こすのに比べてこんなに楽かと、このときに気づいた。
そんでノートに書き取る時間もなかった。話しながらパワポをプレゼンしてる人の資料を書き写したことあるかい?普通はそんな必要ないからやらないし、プレゼンなら保存したい人はデジカメでプロジェクタ画像を撮るとか、後で資料をもらうとか、そもそもハンドアウトがあるとかだけど、書き取るしかないんよね。(デジカメ以外は単にうちの教授の落ち度だけど)
で、ノートを取らずに漫然と聞いてると眠くなるし、頭にも入らない。(これは俺の落ち度)
だから、良いところもあるけど、良いところばかりではないような気がするよという話
先生側も生徒側もコンピュータリテラシーのある層(ちなみにここで言うコンピューターリテラシーっていうのはチャットとかでの議論力も含む)、感覚的に言えばコンピューターリテラシー偏差値60以上の層をすくいとってむちゃくちゃ最適化した授業をしてみたい。そういう塾を作ってみたいと、最近思う。私塾イズムってやつだ。
これは面白そうだなー、一般企業にいても周りはあんまりリテラシー高くないので、IT系(笑)で面白そうなことやってる人たち見ると羨ましかったりする
なんでパワポのプレゼンを紙に写すのだ?^^; 先生がPC導入したら、生徒側だってデジカメとかパソコン持ち込めばいいでしょうに。
6年くらい前の話だからそこまで先進的じゃなかったのですよ。あくまでもパワポは教授が楽をするためだったのです。
実はデジカメで黒板撮影してみたこともあります。でも、授業してる先生のパワポを生徒が写メなり、デジカメなりで撮影してる状況想像してみてよ。当時かなり異質な行動に見えたのよ。だから先生が後ろ向いてる時に撮影したんだけど、やっぱりかなり怪しいよな。これが生徒全員が写真撮ったらどうよ?やっぱりデジカメで板書を写すのは現実的でないようですね。
ちなみに別の授業でPC使ってノートを取ろうとしてみたこともあるのですが、数式エディタとか使わないと数式が写せなかったり、数学の記号とか出せなくて苦労するんだよね。
だから元記事の人が書いてるみたいに、授業は話を聞くだけで、資料は配布というスタイルにしちゃうとその辺の困った点は解消できるんだと思った。そうすると手で書いて覚えるってのがなくなっちゃうのはデメリットだとも思う。