起業家に参考にならないあらゆる情報を提供するといううたい文句がウリのブログ「はてな匿名ダイアリー」にて「Top 10: Signs You’ll Get Lucky(for entrepreneur)」というものが掲載されています。
要するに、気になるベンチャーキャピタルが自分のことを好きかどうかを判断するための10個のサイン、いわば判断基準についてベスト10形式で紹介するという、なかなか興味深いものに仕上がっています。
かなりシンプルかつわかりやすいサイン。あなたに興味を持ってくれているという証拠らしい。
第9位:相手が事業計画書のことにふれてくれた。
挨拶だけでなく事業計画についても触れてくれたということは、期待しても良いと言うこと……らしい。
第8位:相手がメールであなたの事業ことをほめている
VCは何の理由もなく相手をほめるということはないこともないですが、あなたのテンションや野望をほめるのであれば、それはやはり、あなたに対して気があるということだ、とのこと。
相手が事業計画について1ページにつき1分以上眺めている場合、相手はあなたを見ることが好きであり、さらにあなたを恐れていないことを示しているそうです。
第6位:相手があなたにバリュエーションをしゃべらせる場合
もし相手があなたにバリュエーションの話をしてくるのであれば、あなたもまたお返しとしてバリュエーションの話をしても良いと考えていい、とのこと。あなたが相手に愛情を込めて送り、相手がそれに対して不快な反応(話を流す、今は早いという言う、など)をしないのであれば、相手はバリュエーションの話をされることに満足しており、そのまま投資することもやぶさかではない、とのこと。
第5位:犬の話をする
パーソナルスペースというものをビジネスベースであればかなり維持する(余計なことを言わない)わけですが、その距離を縮めても犬の話をするということは、2人の間の距離をもっと縮めて、心も共有したいと思っている証拠、だそうです。
VCは興味のない相手に心を開くことはないため、あなたに対してよい感情を抱いており、なおかつあなたを安全な相手だと認識しているのであれば、個人的な情報についても教えてくれるとのこと。
第3位:相手が調達時期の話をしはじめる
このことよりもはっきりとしたサインはないと言っても過言ではないらしい。彼女がスケジュール感などについて話し始め、何社を予定しているか、上場時期はいつかなどについて話すようであれば、それはもう「次の段階」へ進んでいい……ということらしい。
相手が特定の相手にしか結んでくれないようなNDAを見せてくれるのであれば、期待して良いらしい。
第1位:一緒に話を上にあげてくれる
あなたがVCの担当者の上司を説得できない場合であっても、一緒に交渉に挑んでくれるというような場合は「ラストチャンス」だそうです。
あのVC本気かな?と思った時は、これをチェックすればいいのじゃないのかしら。