2007-11-14

学校辞めたいと思ってた

俺もさー1年の時2ヶ月ほどまるまる高校行かなくてさー

なぜ引きこもったのか(つっても、普通に外に出て街に出てたけど)今でも覚えてないけど

2ヶ月経って「そろそろ出席日数ヤバイ」って担任の先生に言われて次の日あっさり登校したらしい

親が心配して鬱じゃないかって精神科つれてってくれたけどそれもなんか復帰したからなんとなくやめてさ

(てーか俺は絶対自分は鬱とかじゃないって思ってたから、かえって親に申し訳なかったから、よかったんだけど)

医者は「2ヶ月ほど引きこもっていて突然復帰するのは珍しい」とか言ってたけど俺はそもそも復帰する時はなんで学校行くのやめたのか忘れてた。

でそれからずっと通って、2年の夏、オーストラリアホームステイした。意味は特にない。これまた親が心配してくれ、「安くなってるし、行ってみたらどうか」といってくれたので、せっかくだから行ってきたのだ。どっちかというと人見知りの俺だが海外では超陽気なキャラになりエンジョイしまくった。まあネットがない環境は辛かったけどな。でも「あー帰りたくねぇー」と思ってた。オーストラリアに永住してえー。とか。

んでも帰宅。また学校が始まった。

3年に近づくにつれまた俺は休みがちになり遅刻しがちになり、出席日数はその積み重ねで結構ヤバイことになってた。

その頃はまた鬱鬱した気持ちがピークになり毎日「死にたい」だの「生きてる意味がない」だの呟いてた。毎日意味もなく泣いていた。

そして3年に進級する時、友達が、学校を辞めた。突然だった。

大検大学行けるしさ」そういって割りと気楽に辞めていった。いや、本人は勿論色々悩んだらしいが。

「お前も辞めたら?」

「そうだな。辞めたい。

もう学校来たくない……」

そう口ではいいながらも俺はなぜか心の中で俺が辞めるという選択肢を全く選ぶつもりの無い事に気付いた。なぜか?分からない。でもとにかく辞めなかった。多分、惰性だ。辞めたらどうなるか、不安だった。ならあと一年くらい我慢しよう、切り抜けようと思ったのだ。俺は学校を辞める勇気すら持たなかった。基本的にクズなのだ。

そしてなんとか3年が過ぎ俺は卒業大学へ行った。解放された、と思った。

そんなに辛かったのなら本当に、別に俺は辞めればよかったのに。どうして辞めなかったのか自分でもよくわからない。

もう一人、他の高校に行った中学の同級生が高校を辞めていた。

あいつらは普通に楽しそうだった。

じゃあ俺は何を我慢したのだろう……、俺が最後の一年我慢して通った意味は、別に、なかったのだ。やっぱり辞めてりゃよかったんじゃないのか。俺は辞めることすら出来ないクズだ。そう思った。激しい劣等感。また死にたくなった。こんな自分が嫌で仕方なかった。

また親が心配してくれ精神科へ通う事になった。本当に申し訳なかった。しかしこれは単に俺が弱いだけのだ。人間的に。カスなだけで、別に、鬱でもなんでもないのだ。病気のせいなんかじゃなく性根が腐ってるだけなのだ。高校を辞めることすらできなかった。一年我慢して通った意味はなかった。そこに失望した。

死んでしまった方がいいんじゃないか?

自殺方法を考えた。……が、ダメだ。計画時点でもうダメだった。俺が死にたいなどといっているのは所詮まやかしなのだということを思い知らされた。死ぬ事を考えると怖くて仕方なかった。そしてまた俺は死ぬことさえ出来ないカスな自分自身に泣いた。

精神科をやめた。親は反対した。しかし、俺は鬱じゃない。単なる甘えだ。知っていたのに分かっていたのに、誰かに話を聞いてもらえるのが心地よくて、医者に甘えるのが気持ちよくてズルズル通っていただけだ……。

もうだめだ。氏ね氏ねよ、今すぐ。俺みたいなカスは死んだ方がいい。いない方がいい。もうどうしようもないんだ。このカスぶりは。俺は不良品なんだ。不良品は廃棄すべきだ。俺は氏んだほうがいい、氏ぬべきだ、氏ね。おそるおそる夜中包丁を手にもった。震える手で裸になった胸にあてた。息がハァハァいっていた。手が震える。包丁が持てない。落ちる。ダメだ。落ちる前に突き刺せ。なぜなら俺は不良品だから。突き…………

ダメだった。怖かった。氏ねない。どうしようもなく怖い。怖い。怖い。どうすればいいんだ。自分で死ねないなら、俺はどうすればいいんだ?!誰かいっそ突き刺してくれ。怖いんだ。俺じゃ。怖い。死にたくない。でも死にたい。死にたくない。死にたい。死にたくない。死にたい。死ねない。俺はここまできてまだ自分が可愛いのか。畜生。クズめ。カスめ。氏んでしまえ。畜生……

泣きながらそのまま眠った。

物凄く眠った。

丸一日寝ていた。大学……またサボってしまった。

ああ、カスだ……。

その時ふっと何かが切れた。

ああ俺はカスだな。うん。カスだ。カスだな。

いや。

やっぱりカスじゃないかも。ていうか、誰がカスだ。そうだ。俺は死にたくない。絶対死にたくない。俺は死にたいんじゃない。幸せになりたいだけだ。馬鹿野郎。死にたくなんかねえよ。怖いよ。死ぬのはすげえ怖い。死ぬ訳ないだろばか。俺がそんな度胸あるわけないだろバカ。死にたくなんかない。死んでたまるか。死にたくねえよ。あーそうですよ。カスですよ。俺はカスですよ。で、何か?

みたいに。なぜか逆ギレした。

それから時々また「もう嫌だしにたい」となるけど

大抵一日で回復するようになった。

今は幸せな気分と絶望な気分が何故か交互に訪れる。

ゴメン特にオチはない。ただ高校辞めたって人の書き込みみて「辞められずに無駄な我慢をしたクズな自分」を思い出したんだ。

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