国際的なIT保護機関である国際IT保護連盟(IUCIT:International Union for
Conservation of Information Technology)は19日、ウェブデザインツールなどの
興隆によりその生存が危ぶまれている「ウェブデザイナー」職を絶滅危惧種に指定した。
IUCITは、絶滅のおそれのあるIT関連職を「レッドリスト」にまとめ、自覚と職業訓練
の必要性を訴えている。現在のところウェブデザイナーの絶滅の危険性は低いとされて
いるが、今回の採択は世界的な危機感の広がりを受けてのもの。
海外ではさまざまなWebデザインツールがすでに開発されており、
国内でもCSSEZやBackground Image Makerなど、海外と同じようなサービスが
展開されている。また、オープンソースライセンスで利用できる写真を手軽に入手できる
ようになったことも、絶滅の危機感を煽る大きな原因となっている。
IUCITが発表した声明によると、今後IUCITはコーディング作業及び素材画像の作成
のみを扱うウェブデザイナーに、その職の危うさに対する自覚を促すと共に、PHP
など比較的容易に扱うことのできるプログラミング言語の習得を支援するキャンペーン
に乗り出すとのことだ。
「無料ツールやWebサービスの質が上がって、Webデザインコストが下がってきている
傾向を強く感じます。便利になるのは良いことですけど、将来への不安は募るばかり
ですよ。増田さん、何か良い解決策はないですか?アドバイスをください。」
と危機感をあらわにする。
今後、一部の独創的な発想を持つウェブデザイナー以外は駆逐されていくことが
予想され、プログラミング技術の取得など、ウェブデザイナーの生存と存続に対して
緊急な対策が求められている。
関連ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070819-00000019-zdn_n-sci
ネタとしては面白い。 たしかに、デザインしかできない奴はいらないな。 しかもそういう奴に限って、独創性皆無のテンプレのようなデザインばかり作るし。