個人的にこの記事には同意するんだけど、
(おそらく誰かが既に言っているであろう)「大学名言ったり芥川賞カンタンとか言ったりするのも自由なら批判も自由じゃね?」という反論に、自分はなかなか反論できん。
いや、なんかそれは違うんじゃないかっていう気はすんだけど。でもそのモヤモヤをいまだ言語化できない。
俺は、なんつーのかな、ちょっと若者が(別に若者じゃなくてもいいんだけど)いきがったことを言ったり、自信満々に野望を語ったりすることに、日本人ってちょっと厳しすぎると思うんだよね。他人が「大きなことを言う」ことを嫌うよね。で「図々しい」「お前なんかにできるわけがない」「もうちょっと現実見たら?」的に返したりする。でもそういうやり取り、俺は凄く嫌いだ。そんな事言って、何になる?と思うから。野望に燃えてる奴らの芽を、ただ刈り取るだけの行為。というとすぐに出てくる、「そんなんで刈り取られるくらいなら最初から花なんか咲くか」という論も嫌いだ。あまりに無根拠で、無責任すぎて。天才でも、ケチをつけられてスランプなんてザラにある。それでやめちゃうこともざらにある。これから力が伸びるかどうかと、ナイーブさは無関係なんだよね。ちょっと考えてみれば分かると思うけど。プロだってなんだって能力あってもネガティブでナイーブで人の意見にすぐ左右されちゃうなんて人はざらにいるわけで。そりゃ、誰に何を言われても、無視して、ぐんぐん力を伸ばしていくっていう構図は、美しいよ。モロ、日本人が好みそうな理想だよ。でもそりゃあくまで理想であって、リアルな人間はもっと泥臭いわけで。
勿論、敢えて批判することで伸ばす、ってのもアリだけど、ほとんどの場合、まるっきりそんな意図は見受けられない。ただムカつくから、攻撃する、という感情だけ。だから嫌なんだ。嫉妬に近い感情。「俺らより上に行くんじゃねー」「俺ができないのに、お前なんかにpgr」的感情。そういうので叩いてる。だから嫌なんだ。
なぜ、他人が大きなことを言うのをそんなに嫌がるんだ。
いいじゃないか。もっとおおらかな目で見てやろうよ。いちいちムカついて、彼らのせっかく生えてきた芽を刈り取るなよ。そんな暇があるなら、自分の芽を育てればいい。そうやって皆で足をひっぱりあって、皆で「どうせできるわけがない」とネガティブになって……いいことなんてまるでない。日本全体が小さくなっていくだけだ。
他人が大きなことを言うのを許すという土壌を築いていけば、つまり自分も大きなことがいえるようになる。「どうせ無理だし、恥ずかしいからこんな事言えない……モジモジ」てな心を解放してやれる。すばらしいことだ。ちなみに夢を実現させるためには、そうやって恥ずかしくても他人に言ってしまうことが成功のコツだ。今の日本のこのねちっこい足ひっぱりあい社会、皆好きか?嫌だ嫌だといってるだろ?その社会が現れている一端がこれなんだよ。他人が背伸びしようとするのを必死になって足をひっぱる社会は生き苦しい。もう皆分かっていることだ。悪しき恥の文化を消し去ろうや。日本人。今の時代、恥の文化なんて持ってたってなんにもならん。湿っぽくねちっこいいやらしい国民性はもうまっぴらだ。
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