http://anond.hatelabo.jp/20070220203658
1. 雇う労働者の数が決まれば生産物の量が決まる(生産関数)
2. 1の関数から、雇っている労働者数ごとに、そこから1人雇う人を増やしたときに比べ生産量がいくら増えるか決まる(限界生産性)
素朴な疑問なんだが、労働者の質は考慮しないでいいのか?
今回の論争は各労働者の生産性と国全体の平均生産性がどれくらい賃金に影響あるかを議論してるのに、
労働者の質が均一である事を仮定して議論が進めて産業間国家間の格差がなくなるとか言い出す人がいたけど、労働者の質が均一なら完全競争とやらになれば所得格差がなくなるのは定義上当然の帰結だし、こんなこと議論して意味があるんだろうか。空気抵抗と引力が物体の落下速度にどれくらい影響してるかを議論してるときに真空中では引力で決まるとか言い出すのと変わらん。
あと
3. 限界生産性は(労働者以外の要素が一定で)労働者が十分に多いとき、労働者がさらに増えるにしたがって下がっていく(限界生産性逓減の法則)
これってなんか胡散臭いよね。規模の経済とかあるのに増やせば増やすほど生産性が下がるなんて現実にある事なんだろうか。
むしろどの商品も需要が有限だから必要以上に雇っても儲からないと解釈するほうが個人的にはしっくり来る。
一般教養でマクロ経済の講義を受けただけのぼくが、一昨年買ったけど全く読んでなかったミクロ経済の教科書片手に、論争の経済学的な面を経済学的に完全(誇張)に解説し、論争そのも...
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コックとウェイトレスだと違う生産要素と考えられるけど、あの議論は1つの生産要素に焦点をしぼって考えてます。というわけで優秀なプログラマと無能なプログラマってのも別の生産...
区別しようと思えばできるけど、別にしなければ同じっていうような話かと。