向かいの席のつり革に男の人(白髪混じりのおじさん)と女の人(茶髪のおねーさん)が立っていた
最初は視界の左端にいたのにいつの間にか視界の右端に二人とも移動していた
人がたくさん来て右に移動、というわけでもなく、二人は知り合いという様子でもなかった
よくよく見たら女の人はつり革をめちゃくちゃ右に寄せて持っていて、隣の人から距離を取りたいようだった
一方で男の人は体をわざと右に傾けて女の人に肘や腰が当たるように動いているようだった
気持ち悪いなと思った矢先に女の人がそそくさと降りていった
あの男の人は毎回こういうことをしているのだろうか
明確に触ってないから痴漢ではないのだろうが……
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