2023-09-09

anond:20230909063355

自分が、こんなもの必要ない、むしろ邪魔だ、と思っていたものが、ひどく大切なものだった、と気づくこと。

恋人

人生の伴侶

自分の子供たち

何一つ自分が持っていないことに気づくこと。

でも、聞いて。

本当に本当に、わたしにはそんなもの必要ないと思っていたんだ。

決して持たぬ者の僻みではなく、NOT FOR ME だったんだ。

でも、でもある日気づく。

とても大事ものを手に入れる必要性に、ただ向き合ってなかっただけなんだと。

そして自分は何も持っていないことに気づく。

あるのはただ、クローゼットの中に雑然と積まれた、かつて宝物だったもののたちの残骸たち。

このゴミの山がわたし家族なんだろうか?

わたし人生はなんだったのだろう?

なんだったの?

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