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韓国、「強いおわび」表明求める
90年、天皇訪韓招請に絡め
【ソウル共同】韓国外務省は29日、1990年ごろの外交文書を公開した。同年5月の盧泰愚大統領(当時、以下同)の訪日に先立ち、植民地支配に絡んで昭和天皇が84年の全斗煥大統領訪日時に表明した内容よりも「具体的で強い」おわびの表明を、天皇陛下(現在の上皇さま)が行うよう日本に求める方針を立てていたことが分かった。
内容に満足できた場合、盧氏が日本滞在中に陛下の訪韓を招請することも計画していた。陛下は盧氏を迎えた宮中晩さん会のあいさつで「痛惜の念」を禁じ得ないとのお言葉を述べられ、盧氏は訪韓を招請。韓国は表明に満足していたとみられる。