2016-12-31

2016年懺悔詩(9)「8・8」

熱く燃えてる極東の島が

俺の目を覚ます

電波の空に速報が鳴り響き

街は炎に包まれ

正しさを叫ぶ人の歓声で街は沸きたってる

8.8、時代の嵐が吹きすさぶ時さ

テレビの画面に映ったコメンテーター

不敵な笑いを浮かべてた

東京まれの人々が右手を上げ

勝利のVサインを送る

この世の終わりに人々は熱く燃えている

8.8、時代の嵐が吹きすさぶ時さ

この世に捨てられた年老いた老人が

大地をたたき泣きじゃくる

女や子供や年老いた男までが

右翼たちに立ち向かってゆく

長すぎた冬の時代に終わりを告げるために

8.8、時代の嵐が吹きすさぶ時さ

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