頼んでおいたレクリエーション用のジュースがオフィスに届いた。
350mmの缶が24本入ったケースが2つ。
持てるだろうかと簡単に計算してみると液体だけで16.8kg。
年中さんに上がったばかりの長男と同じくらいの重さだ。
それらならば行けるだろうとしゃがみ込むと、経理の女子が心配そうに声をかけてきた。
「大丈夫ですか?一つ持ちましょうか?」
男らしいところを見せようとすかさず返す。
「大丈夫。僕の息子と同じくらいですから。」
一瞬の戸惑いののち「じゃぁお願いします」と言って立ち去る女子。
全てを悟って真っ赤になる僕。
それを見ていたお局さんがすかさず放った一言とは。
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