■Cd-Te型は変電効率10%と低く、20Km圏内でも放射線濃度が低い地域はある

小飼弾が福島第一原発の周辺の避難区域に太陽光パネルの設置を構想している。色々と問題があるので列挙してみよう。

• 放射線濃度の低下ペースから考えると、北西方向の地域も5月末までに年間20mSVを下回る可能性がある
• 福島第一原発から北20Km地点の空間放射線濃度は0.6μSV（年間5mSV程度）で人が住める
• 福島第一原発から南20Km地点の空間放射線濃度は1μSV（年間10mSV未満）で人が住める
• 福島第一原発から南西20Km地点の空間放射線濃度は0.5μSV（年間5mSV未満）で人が住める
• 山間部の人家が無い部分は、日照時間が極端に少ない。基準発電量を大きく下回る
• ファーストソーラー社の最新型Cd-Te型ソーラーパネルでさえ変換効率は11%程度と低い

小飼弾は面積で3倍、面積あたりの発電量で2倍は多く、発電量を見積もっている。

つまり、現時点で年間20mSVを上回る地域を全て太陽光発電所にしても、原発一基分の発電量も得られない。

Permalink | 記事への反応(0) | 06:15

ツイートシェア