2011-01-09

http://anond.hatelabo.jp/20110109202151

だが8について。

Jコミ方式は、直接的な競合はないとしても、「マンガ」を扱う以上、それらを扱う他所と多少なりとも競合する。

そして、Jコミがタダというのは、それら競合、特に電子書籍に対し、現状は微小ではあるが価格圧力となる。

今後、Jコミの規模が大きくなればなるほど、その圧力は大きくなるだろう。

それは、消費者にとっては嬉しいことだが作家にとっては嬉しく無かろう。

赤松氏はブックオフが好きではないようだ。

しかし、中古市場出版業界を守る再販制度はな市場競争を、間接的に持ち込む大事な存在である

これは著作権知財関係に限らない話だと思うが、初期投資固定費が大きく変動費の少ない商品は過当競争が占が起きやすい。

それを防ぐのが再販制度価格拘束であるが、同時に市場競争をも防ぐ欠点がある。それを緩和するのが中古市場だとおもっている。

赤松氏は、まだまだこれから電子書籍市場で、低(零)価格商品を出した

これが、再販制度でなく実質再販禁止な電子書籍市場にどのような影響を与えるのか、一消費者としては楽しみであるが、

Jコミが大成功になれば、実質電子書籍界のブックオフになりえる、ということをどこまで認識しているのだろうか。

記事への反応 -
  • まだ本格始動もしてないのにネガティブなことを書いてもしょうがないと黙っていたけど、 twitterなんかを見てると手放しで賞賛してる声が多くてキモチワルイので記しておく。   1:広...

    • 1:だからどうしたのか 2:絶版図書を扱う以上、スピード感がないのは当たり前   他の電子書籍や出版社と競合しないのがJコミの売り 3:絶版図書を扱うからコストゼロという点...

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    • 前払い? 増田の言うそれは、前払いじゃないよ。 既存の体系と違うのは確かだけど、 それを前払いと言っちゃったら本筋と違う所で議論が紛糾するよ。   既存の出版社と同じ? NTT東西と...

    • これ書いた本人です。 いろいろツッコミをいただいて、俺も書きながら自覚してるものもあるけど、何しろJコミ自体が始まったばっかりでどう動くのかわからない状態なので反論とか...

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