将来の夢を叶えるためですか。
ただ、なんとなくですか。
私は義務教育から今に至るまで、
教養なんて身についてません。
夢なんてありません。
いい子を演じるために。
「何で勉強してないのに点数取れるの?」と言われるのが好きでした。
親が喜ぶ顔が好きでした。
中学受験を迎えた年、
「落ちて周囲の人に迷惑をかけたくない」という理由から、
教科書の本文を丸暗記する単純作業だったので、
そして何よりも親が喜んでくれました。
どんどん検定にも受かりにくくなっていきました。
先生は私に目もくれず、成績の良い生徒に話しかけるようになりました。
高校では通用しなかったのです。
勉強では一番という自己の拠り所を失った時、私は気づきました。
私から勉強を引けば、何も残らない。
「頭が良い」とは言わなくなりました。
私の存在価値は勉強できることだけなんだと改めて自覚しました。
独り歩きする私の姿を、止まっている私は眺めることしかできませんでした。
走っても走っても追いつくことができず、
私って、何のために勉強しているんだろう。
そう考えたのは、高校三年になってからでした。
振り返ってみれば、私は自分を守るためだけに勉強をしていました。
私はこれから大学に入学しても、
他人のご機嫌取りのために勉強をするのでしょうか。
またしても自己防衛をするのでしょうか。
俺の高校は3年の最後の学年末までしっかりテストがあったんだが、 受験が終わった後の最後のテストで物理だか数学だかが100点だったんだよね。テスト勉強なんか全くしなかったけど。...
大学入る前に気付けてよかったじゃない。 これからは価値の基準を自分の中に打ち立てないとね。 焦る必要は無いから、頑張って!
教養なんて身についてません。 というけど、アナタの文章は読みやすいよ。 副作用程度かもしれないけどさ。