2010-08-29

http://anond.hatelabo.jp/20100829012406

自分は、子供の頃色々な理由でかなり酷い苛めにあっていましたが、「苛められる方が悪い」という考え方には基本的に賛成です。

正確に言うなら、「どっちかというと苛められる方に重い原因がある」でしょうか。"悪い"という言葉が誤解を生むんだと思います。

自分が苛められていて、自分に原因があると認めることはすなわち、自分改善すれば情況がよくなると前向きになれることです。苛められる側にとって苛めをする人たちは圧倒的に敵わない存在であり、そんな状況で「苛める側に原因がある」と認めることは、たかが自分がどうにかしたところで状況は変わらないと絶望的に諦める事に等しいんですよ。

ここでいう圧倒的に敵わないというのは、論理言葉でどうにかなる問題ではなくて、暴力物理的な妨害に体力的身体的に、耐え切る事ができないという意味です。階段から突き落とされたら骨が折れてしまうかもしれないとか、そういう意味です。そんなところで言葉なんてたいした意味は無い。

親も、友達も、頼れる人が全くいなく自分しかよりどころがない。そんなでも自分が悪いのなら自分が変わればいい。唯一の望み。他人になんか頼れない。

ただ、きっかけは他人に与えられる事は多いですけど。例えば苛める人が10人いたとしても、一人の協力者で自分が変わる事が出来たら、いじめを脱することだってある。

結局、自分が変わるのが一番確実な苛めを解消する近道なんだよ。だから、苛められを脱したいなら自分が変わろうとするという意味で、「苛められる方に原因がある」と自覚する事は大事。

人任せなうちは、絶対に解決しない。

追記

まあ、言葉の使い方の問題だね。「苛められる方が悪い」と言う前に、「自分が変われば苛めはなくなる」「あなたは変われるはず」ということを推すべきだ。

あとね、苛められ体質そのものを改善しないと、学校職場サークル、近所付き合い、はては仮想世界であるネットゲーム内でさえ、それをずっと引きずるよ。そのたびに自分の周りの人に、「自分が苛められるのは、周りに原因がある!改善しろ」っていうんだろうか。非現実的すぎる。自分ひとりが変われば、最小の努力で最大の効果を得られる。

  • http://anond.hatelabo.jp/20100829053257 立派な意見だと思う。良い意味で自由主義に適応できてると思う。 この理屈がなりたつ幸せな環境にいたことに後で気づいたあなたは 「自分は幸せだった...

  • 同じくイジメを受けていた時期があったのだけど、 個人的には自分を変えることで、イジメを「解消できる」というより イジメの「対象から外れる」という印象を持ってます。

    • それで合ってる。そして何も悪くないと思う。まず、いじめの対象から外れないとどうにもならん。 端的な考え方だといじめの対象から外れる事はいじめ側にまわることだと考える人が...

  • http://anond.hatelabo.jp/20100829032631 http://anond.hatelabo.jp/20100829053257 いじめをおこなう人間が、「どのような人間を対象とするか」については一定の傾向がある。その事実を持って「いじめられ...

    • その例えだと、車の前に自ら飛び込んでいって轢かれてもはねられた方に原因がないと言えるのか、とか理屈つけられる気がするけど

  • いじめる側も変わろうとしろよ、 いじめなんてやらないような人間に。

  • http://anond.hatelabo.jp/20110227053255 前に自分が書いたものです↓ http://anond.hatelabo.jp/20100829053257 厳しいようですが、圧倒的に弱い立場にある苛められる側にとって、苛めの原因が苛め側一方...

    • 自分を変えて苛めスパイラルを終わらせるより、自分が苛められない場所に移動して苛めスパイラルから抜け出すほうが手っ取り早いんじゃないかと思った 移動経路が封鎖されてること...

      • 原因が自分からもでてるから変わらないと何処に行ってもいじめられる。 だからスパイラル。 学校でいじめられる→地域つきあいでいじめられる→バイト先でいじめられる→リアルで...

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