2010-04-05

池田信夫は「逃げ抜ける」のがうまい

池田信夫政治経済の文章が優れている。

そういう話題のときは、随分と突っ込んだ文章を書く。

正直、僕みたいな馬鹿には、あまりよく理解できない。

それで、たまに彼は専門外のことも書く。

生物学や、宇宙論書評など。

この手の文章を書くとき、彼は否定的である。

もっとも、専門分野の文章を書くときも否定的なんだけど。

でも専門外のことなので、あまり突っ込んで書かない。

なので、軽い文章で批判して、それですぐ逃げる。

それが凄くうまい

なんていうんだろう。

リスクを負わないというか、

それでいて自分の言いたいことを書く。

そのセンスが抜群にある。

僕なんかは文章が下手なので、

自分の詳しくないことを書こうとすると、

隙だらけの文章になる。

それで罵倒されて苛つくことが多い。

しかし池田信夫は違う。

そのような手法を採ることにより体力が温存できるのだと思う。

これはボクシング選手が、

ジャブを繰り出しては巧みなフットワークで後退し、

相手の体力を削ぎ、ポイントを稼ぐのに似ている。

  • 池田信夫は政治経済のことに関して得意げに書いてはいるが、いつも識者に突っ込まれまくって しどろもどろになってるじゃん。彼が得意げに書いてるネタで間違いがなさそうなのは 電...

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