そういう話題のときは、随分と突っ込んだ文章を書く。
正直、僕みたいな馬鹿には、あまりよく理解できない。
それで、たまに彼は専門外のことも書く。
この手の文章を書くとき、彼は否定的である。
もっとも、専門分野の文章を書くときも否定的なんだけど。
でも専門外のことなので、あまり突っ込んで書かない。
なので、軽い文章で批判して、それですぐ逃げる。
それが凄くうまい。
なんていうんだろう。
リスクを負わないというか、
それでいて自分の言いたいことを書く。
そのセンスが抜群にある。
僕なんかは文章が下手なので、
自分の詳しくないことを書こうとすると、
隙だらけの文章になる。
それで罵倒されて苛つくことが多い。
しかし池田信夫は違う。
そのような手法を採ることにより体力が温存できるのだと思う。
ジャブを繰り出しては巧みなフットワークで後退し、
相手の体力を削ぎ、ポイントを稼ぐのに似ている。
池田信夫は政治経済のことに関して得意げに書いてはいるが、いつも識者に突っ込まれまくって しどろもどろになってるじゃん。彼が得意げに書いてるネタで間違いがなさそうなのは 電...