いきなり上司に呼ばれて。
「ア○エベラジュースっていう凄く良い製品があるんだけど・・・」
いきなり始まった製品の紹介。
あれは卑怯だ。
曰く「天然の何たらかんたらを使ってて、とてもいいもので、自分の家族もこれで病気が治った・・・医者なんていらない」云々。
こっちは入社したての下っ端、相手はこっちを好きなように出来る立場。
「いいものなんだ、マルチではないんだ、無理に押し付けようって魂胆はないんだ、断ってもいいんだよ? よく誤解されるけど、マルチじゃないし」
という風に上司はおっしゃいますが、断ったら絶対に今後の影響がでるだろうが! チクショウ!
了承の返事をしてしまった。
「・・・はい分かりました。そこまで言うのなら飲んでみる事にします。」
そう言った時の上司のあの嬉しそうな顔! 憎たらしい!
「誰にでも勧めてるわけじゃないんだ。自分が信頼してる人にしか教えないんだ(大真面目)」
入社したての下っ端のクズを信頼してくださってありがとうございます!チクショウ!
明細から約8000円が引かれて、代わりに得体の知れないア○エベラジュースが自分の手元にあった・・・。
・・・せっかく頑張って働いたのに、それがお金じゃなくてこんな得体の知れないジュースになってしまうなんて・・・。
泣きたい気持ちをぐっと堪えた。
自棄っぱちな気分になって、どうせだからとジュースを飲んでみた。
飲みながら、社会について思う。
これが社会人になるということか。
これが会社での人との関わりってやつか。
なるほど、学生時代とは一味も二味も違うぜ。
そんな奴が社内で自由にやってるとすれば会社としてはヤベエけど 付き合いの8000円で覚えがめでたくなる上司って言うのは上司の中ではチョロいほうだぜ 延々飲みにつき合わせる上司...
上司の上司に相談しないと