2010-02-04

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100204

政治家マキャベリストでいい。どんな不正をしてもいい。人殺しさえ許されると思う(戦争殺人だ)。

だがそれは、あくまで「国家(≒国民)」のためであるからである。

そのために巨大な権力を求め、行使するのは構わない。表に出さなければ法律憲法すら破っても問題ない(あるけど)。

しかし、それが仮にただ権力を求めるだけだとしたら、本末転倒もいいところだ。

自分自己満足のために国民国家犠牲にしても構わない、という人間政治家に最もふさわしくない。

個人的には小沢は強烈な本能衝動から来る権力欲さえ持ってないと思う。何度も首相になる機会はあった。

彼の今までの政策をざっくりまとめれば、保守派的には対米従属路線と言えるが、彼がはっきりとそのような信念を持っているようにも感じらない。命をかけて何かを成し遂げようという意志が見えてこない。

単に、惰性で政治家をやっているだけではないか?

田中角栄から学んだ政治的手法は駆使するが、それで何をするわけでもない。道具はあるが理念がないのだ。

結局、小沢一郎は何もかも中途半端なのだ。

頂点を己の力のみで奪い取った朝青龍とは月とスッポンとしか言いようがない。

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