2009-12-11

六年ぶりのボーナス

きのう10日、六年ぶりにボーナスを手にした。

2003年秋に体調を崩して、その直後の2003年冬のボーナスをかろうじてもらったきりだった。

2004年は症状が悪化、休職が続いた。

2005年はさらに症状が悪化し、仕事などもちろんできず、まさに地獄の日々だった。

2006年にとうとう会社解雇された。

2007年は役所で働いていたが、アルバイトの身分だったのでボーナスなし。

2008年零細企業正社員だったが、会社自体が倒産ボーナスなど夢。

そして2009年2007年の縁もあり、今度はアルバイトではなく、臨時職員として役所で働くことができた。

そのおかげで、ついにボーナスを手にできた。

額は2003年と比べて40%少ないが、ボーナスを手にできた喜びが何より勝る。

思えば、2005年くらいは、ボーナスニュースを聞くだけで寝込んでいた。

2007年も、ボーナスの話を聞く頃から急速に調子が悪くなった。

ボーナスを手にできない、そんな劣等感が、やみくもな正社員志向に駆りたてた。

2008年転職に失敗。すぐに転職先から放り出されて、零細企業に。

一見居心地がいい場所だったが、そこは実は泥船だった。

ボーナスニュースが行き交う頃、会社倒産アナウンス社長から聞いていた。

もうボーナスなんて別世界のものと諦めていた。

でも、6年ぶりに、その日は訪れた。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん