今問題になってるのはあくまで過去の日本軍において戦死した人間の追悼施設の問題であって
これからの死者の問題はもちろんそうではあるのだけど残念ながら全く考えられてないと思われる。
あ、それは違う。
まず、想定されている「国立追悼施設」というのは旧日本軍で戦死した兵士と、空襲などで亡くなった市民など、戦没者全体を追悼することによって平和を祈念する役割を負うことになるはずで、この辺は政府の議事録でも出てる(ググって調べてくれ)。
これからの死者の問題は、誰も口にしないだけで実際は皆の頭にそれはある。イラクに派遣した時も、死者が出なかったのはラッキーだっただけで、出ていたかもしれない。死者が出ることを恐れている、安全第一であることと、もし死者が出たらどうなるかどうするかという問題は別。
で、もう増田で出ていたと思うけれど、殉職した人は護国神社なりに祀られることに今はなっていて、これはこれでいいんだけど、神道を信じない、別の宗教をもつ遺族にとっては有難迷惑な話でもあって裁判にもなってる。そういう面からも、神道形式の「神社」とは別の仕組みが必要になってきているのも現実なんだよ。
たしかに、今までは自衛隊の海外派遣も安全性を重んじて、「ガソリンスタンド」みたいな仕事でもよかったかもしれないが、これからはそういうわけにもいかなくなる。そうなると、「戦死」する人も必ず出る。国としてそういう人をほったらかしにしておいていいはずがないので、「国立追悼施設」が出来たら、具体的な形式はまだ分からないけれど、そういう人たちのことも何らかの形で含んで追悼されることになると思う。
追悼する形は個人の自由だ、みたいな増田があったようで基本的にはそれでいいんだけども、しかし国が派遣した自衛官が戦死したとき、その死を国家が悼む形を持っていないというのは、ずいぶんな話だと思う。情けない、冷たいと書いたのは、そういうこと。
もともと宗教色が薄いように見えたのは、時代の影響もあると思う。戦争で家族を失った人がマジョリティで、そういう生々しい記憶が残っていたから、別に宗教を云々する必要がなか...
だけど、これから自衛隊が海外に出て戦死する自衛官も出ようかと言うのに、国家が何らかの形で追悼の気持ちを表す仕組みがないというのは問題。といって、靖国神社では政治的色合...
今問題になってるのはあくまで過去の日本軍において戦死した人間の追悼施設の問題であって これからの死者の問題はもちろんそうではあるのだけど残念ながら全く考えられてないと...
悼むとしても施設は別に要らないんじゃないかと。遺族に賠償して遺憾の意を述べて終わりじゃだめなんだろうか。自衛官が死んだ場合も殉職した警官と同様昇進させて遺族年金の多め...
たとえば日本政府の対米従属外交政策に反発するイスラムテロリストが日本人旅行者の首切りテロをした場合とか。 靖国批判にかこつけてさりげなく反米サヨ思想を披露するなって。
いや今のところ建前上は自衛隊は交戦地域には行ってないことになってて戦死など発生するはずがないことになっているというのが現行政府の立場であってしかるに戦死者が出たらどう...
そこで救いの手を差し出したのが麻生案で、あれは将来の経営難も見越してたのだけど、その代りに靖国はあの保守イデオロギーを捨てなきゃならなくなるはず。金のためにイデオロギ...
以前、靖国神社について増田に書いたものを再掲する。手短にさっと書いたので誰が読んでもすぐ分かるはずだと思う。2009年8月15日に書いたものだ。 http://anond.hatelabo.jp/20090815013038 70年...