2009-05-31

北鮮制裁決議について

核実験を繰り返し、世界平和に対して明確に敵対している以上、北鮮の問題は周辺国のみではなく、北鮮以外の国家全てにおいて対応を取るべきだ。

この場合、問題は、北鮮の核を入手したいと考えている一部の国家である。これらの国家に対し、北鮮に味方して滅ぼされるか、北鮮を切り捨てて生き延びるかという踏絵を踏ませる必要がある。

北鮮以外の六者協議メンバーや、安保理の中だけで話をしていても、踏絵を踏ませる事にはならない。安保理に力があることを見せつけるならば、イラクをやったように、速やかに武力行使を前提とした制裁決議を通し、有志連合で開戦するべきであるし、安保理が力を失っている事を認めるのであれば、国連憲章第20条の規定を利用して総会の特別会を開き、北鮮以外の全会一致を目指すという展開を取るべきであろう。

イラクには石油資源があるが、北鮮には無いので、採算が取れる見込みが無いことから、北鮮の利用価値は、後進国や中進国に踏絵を踏ませる道具としてぐらいしか、残っていない。

中国にとって、北鮮の統治者の首を挿げ替えて問題をうやむやにするには時間が必要であり、その時間を稼ぐ手段として、安保理から特別会に議事を移すという展開は、十分にメリットがある。それどころか、安保理の制裁決議に対して拒否権を使わなくて済むというメリットもある。

中国拒否権を使わせるという展開も面白いのであるが、アメリカは、北鮮と一緒に中国をやるつもりは無いであろう。なにしろ、中国にも石油資源が無い上に、多すぎる人口を餓えないようにするコストを考えると、占領してもメリットがまるっきり無い。中国側が血迷い、北鮮を出汁にゴネ得を狙おうとしない限り、北鮮と中国が並んで首吊り縄に首を通すような事にはならないと、考えられる。でも、中国人朝鮮人ロシア人は、目先の利益に簡単に飛びついて先の事を考えないから、斜め上の結果が出る可能性は十分にある。

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