セーフティネットとして、浮上してきたベーシックインカムという概念。
その事について言及したいと思う。
月5万から15万円くらいを給付し最低限の生活をしてもらおうという制度
このベーシックインカムを賛成か反対かの議論をするときに一番問題になるのが、
やる気のない人たちにも手を貸すのはおかしいということ。
なぜなら、自立できなくなるからである。
つまり、やる気のない人間、自立をしようとしない人間は自業自得だから苦しんでいろと突き放すのか。
それとも、生きていることだけでも仕事なんだから
政府がセーフティネット(ベーシックインカム)を引いて、ボーダーラインまで押し上げてやるのか。
働きたいけど働けない人と働かない人との区別ができないが為にうまくいっていない。
それに比べてベーシックインカムは全てひっくるめて底上げしてあげるのだが、どうだろうか。
私個人としては、条件付き賛成で、給付だけの生活では貧困になり、
給付プラス労働すれば普通の生活になるくらいの給付額にすればいいと思う。
それでも働かない人は貧困生活をすればいいし、
少しいい暮らしをしたければ少し働ければいいし、
その辺は銘々で判断すればいい。
一般的には消費税が妥当で、20%もしくは25%くらいでいいのではと思う。
結局のところ、ベーシックインカムはするべきだが、
本音を言うと努力できる環境なのにメンドクサイなどのネガティブな発言(言い訳)ばかりして向上もしない人を助けるのはナンセンスで、
自己責任だろ、無料の図書館で勉強して這い上がれよと思う。だから、そういう人たちとは関わりたくないと同時に、自立して欲しい。
そういう人というのは、例えば病気で動けない人や、障害をもった人、親のいない子供。
その為のベーシックインカムなのかもしれないが実際に政策されることは困難だろう。
だから個人でできることを小さい範囲でも実行したいと思っている。
本人の向上の意思がどうとか、そういう道徳的お説教話に持ち込まないで、これだけはどんな人間でも当然の権利としてもらえる額、という形でこそベーシックインカムのシンプルさと...