2009-02-06

報道関係で働くことになった知り合いがメディア正義の味方勘違いしている件について

自分は願い下げであるが、大学生には一定の割合で記者志望の者たちがいる。

ごく一部には見識もすばらしく、文筆能力も高い、まさに記者としてふさわしいと思える人物もいる。

しかし、大半は「メーカーの営業はかっこわるい、記者はかっこいい」という意味不明の思い込みによっている者たちである。

文章能力はまだしも、己の専門領域ですらよく理解できていないくせに批判だけは一人前である。

その批判も主観的な善悪や受け売りの論理によるものばかりで、実にアホくさい。

加えてそういった学生記者がかっこいいと思う理由と言うのが、記者を巨悪と闘う正義の味方だと思い込んでいることなのだ。

記者であろうと営業マンであろうと、泥臭い仕事であることは変わりなく、どちらであろうと社の利益が優先されるのにだ。

そんな典型的記者志望の学生である知り合いが春から新聞社で働くそうだ。

語学は堪能であるが、それだけである。

経済の「け」の字も法律の「ほ」の字も知らない。

まして工学などさっぱりである。

そんな奴が記者となっている世の中なのだ。

新聞記事が表面ばかりを書いていて中身がなさすぎてつまらないものに感じるのもそのせいに思えて仕方ない。

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