2009-01-05

派遣村の人は地方にいらっしゃい

 年越し派遣村などといってなんだか派遣労働を切られた人たちが公園に集まって大変なことになっているようだが、地方にきてもらってはどうだろう。

 私は島根県に住んでいるので、当地のことしか書けないが、現に島根県タクシー会社では乗務員が足らず、現在募集をかけている(第一交通が山陰両県でタクシー乗務員250人募集(山陰中央新報))。

 県内のIT企業でもこの不況の時こそ、人材確保のチャンスということで、人員の募集があったりすると聞く(たとえばここ株式会社テクノプロジェクト)。

 もちろん島根県内でも製造業では人員整理も始まっているところもある。だが雇用模索している企業も少なからずあるのだ。

 給与は都会に比べれば少ないだろう。しかし地方では生活費もそれなりで済んでしまうこともある。よほど贅沢をしなければ、何とかなる土地柄でもある。

 もっと田舎に行けば自治体農業研修生みたいなのを募集しているところもある(邑南町の農業研修募集ページ(もう締め切りは過ぎました))。給与は十数万円と都会の人から見たら雀の涙かもしれないが、それでもたぶんこちらでは暮らせてしまうと思う。人間関係をうまくすれば食費なんかも本当にわずかで済むのではないだろうか。

 人口減少に悩む地方にとっても、県外から人口が流入するのはありがたいことだ。

 都会にこだわるのはそれなりの理由があるのだろうし、タクシー運転手SEなんかになりたくないかもしれないが、テント公園に寝泊まりするくらいなら、こうした地方での就職を考えてもいいのではないだろうか。すべてを失って残るは自分の命だけなら、こういう選択だって立派なことだと思うのだけど。

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