2008-08-03

就活における父親という存在

就活を考えなければいけない年になってしまった。

自分の就活には現時点で色々と問題があるのだが、そんななかでモヤモヤと引っかかることが一つある。

それは父親の存在である。

自分はずーっと好きなことをやって来た。

おかげで捨ててきたもの多い。だから決してオールマイティに何でも出来る、という人間とは程遠い。

だから就職においても、ある程度自分の強みを活かしたい、活かさないと無理かも、と考えている。

ただ、それはあまり現代社会的とは言えない分野だったりする。

どんな所に就活すればいいのか、そう考えると結局公務員だったり、ちょっとマイナー企業だったりする。

それでも良い気がするのだが、でも引っかかるのは父親である。

別に父親が反対しているとかではない。多分親は、俺みたいなタイプは無事就職してくれればそれで良いと思ってる。

ナニが引っかかるのか。

父親は大企業っつーか元財閥の、それも上の方の役職に就いてるんだ。

もともと結構土地を持ってる家だったりするし、正直怖すぎて年収とか聞けません。

だから何だといわれればそうなんだけど、やっぱり心のどこかで親を超えたいってのがある。

どんな軟弱系であっても、男にはそういうところが結構あると思うんだよね、俺しかり。

それに姉達も大企業就職していった。それが=人生を楽しんでいるかどうかは別問題だと思うが。

そういうのも末っ子とはいえ一応長男だったりするんで、やっぱ父親を超えるのは俺しかいないじゃん、とか思ったりする。

短い人生ながら"良い子"でいることが全てではないと思うし、自分にとって面白い人生を歩んだほうが、やっぱり幸せ人生だろうと思うようになった。

でもそんな面白い人生リスクハードルも高い。常に自分を高める自信なんか既にない。

そうすると世間的評価、収入の額面というのは安定した成功評価になる。そういう保険というのはすごく魅力的だ。

もし俺が父親の存在を丸無視した場合、おそらくある程度好きなことが出来て、標準的な生活は出来る程度のとこに就職するんだろう。

でもそんなんで良いのかなぁ、と。

父親みたく大企業に自力で就職して、バリバリ稼ぐなんて所業自分には想像も出来ない。

そうではなく自分の道を切り開き、自分の成功を勝ち取る。まだこっちの方が俺には近い。でも出来る自信が今はない。色々あってさ・・・。

なんでだよ。

なんで父さん、社長と一緒に行動してるのさ?その人、凄い人なんじゃないの?

なんでだよ。

なんで父さん、望めば縁故とか協力もするっていうのさ?

なんでだよ。

なんで超えたい壁がこんなに高いんだよ!

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