2008-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20080803090050

正直、同じ分野で父親を「超える」のは無理、ということは普通にあると思う。

だから違う分野で父親を「超える」ことができればいいのではないか?

…という話をするのは、院時代、教授の子が親である教授研究室に来たのを見たことがあるからだ。つまり親と同じ専攻で研究者を目指そうとしていたわけだ。ちなみに親はその分野で確実に日本一に近い(まあ結構ニッチな分野ではあるが)偉大な研究者無茶苦茶ハイレベルな壁だった。結果は……なんというかまあ、『無惨』の一言につきる。もともとその人は親とはタイプの違うアプローチをしていたはずなのに、気がつけば親の劣化コピーと化していて(そりゃ朝な夕な研究の話してれば厭でも影響は受けるだろう)自分の研究なんてどこにいったの?という状態。親の後押しアドバイス、協力もあって博士号取得したものの、その人を独立した研究者として評価する人はほとんどおらず、以後は鳴かず飛ばず

なんというか、増田は「親を超えたい」と言いつつ、「親に承認されること」を求めすぎている感じがする。本当は、親とは異なる価値観を獲得することの方が重要なのでは?

記事への反応 -
  • 就活を考えなければいけない年になってしまった。 自分の就活には現時点で色々と問題があるのだが、そんななかでモヤモヤと引っかかることが一つある。 それは父親の存在である。 ...

    • 正直、同じ分野で父親を「超える」のは無理、ということは普通にあると思う。 だから違う分野で父親を「超える」ことができればいいのではないか? …という話をするのは、院時代...

    • 起業で一発逆転狙え

    • よかったな、そんな壁を与えてくれる親父さんがいて。感謝しろよ。 いつか、親父さんにこの増田のエントリを見せてやるといいと思うよ。 うちの親父は地方の公務員なんだけど、俺は...

    • わかるなあ。うちの父親も高い壁だよ…。お堀の向こうでかしこき御方とご飯食べたりな。いつのまにやら何やってんだよwwとか笑っちゃったww 自分の場合は父親と釣り合いのとれ...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん