今日、家の近くで祭り(徒歩1分くらい)があったので、焼きそばでも買おうかなーって思って、
フラフラと外出してみた。
普段はひきこもり気味な自分だけど、祭りの音が聞こえると、ウキウキするような気持ちになるから、
そんなわけでフラフラと出てみた。すると、知らない女の子から声をかけられた。
話してみると、どうやら姉の元同級生らしい。
いつもは人と話すのにビクビクしてて、逃げ出したくなる自分だけど、祭りの魔力なのか、
ぎこちないながら、相手の質問に答えたりしてた。
どうやら、相手は自分に好意を持っているらしい。
ひきこもりの自分をこんな風に思ってもらえるなんて、思ってもいなくて、自分でもよくわからなかったけど、
これが嬉しい、という気持ちなのか、と思いながら話していると、「これから用事あるんですか?」などと
聞かれた。なんとなく、居心地が悪く、曖昧に濁していたら、今度は、「お茶でもどうですか?」
と言われた。正直、卑屈に生きている自分には意味のわからない言葉だった。
意味のわからないことには承諾しない、そんな長年のひきこもり生活の防衛本能が働いたのか、
頭が働かないままに断ってしまっていた。
家に帰ってから、これがモテの成功体験の第一歩なのかと思いつつ(決して自分はそうはならないだろうけど)
卑屈に生きていた自分がほんの少し、その卑屈さを軽減出来る出来事だったということを、
長年飲んでいなかった酒を飲みながら、考えていた。
えええええーーって思った。 これで人生最後の浮上のチャンスだったかも知れないって思わないの? 俺なら後悔ばかりだなぁ。