2008-06-17

深みのある言葉だったはずが。

一昔前のネット(主に2chか?)で言われ出し、今もしばしば言われている言い方で本来それなりの意味があったはずなのに、今では中身変わってしまっているもの。

これは本来、新聞テレビマスコミの内容を鵜呑みにしがちな人たちを啓蒙するためや、ネットは怪しいを連呼するマスコミアンチテーゼとして、「実はマスコミだって嘘や間違いを報道することはあるし、偏向して真実と違うような報道をしていることもある。ネット情報の方が正しいこともある」ということを敢えて過剰に表現した言い方だった。

前提として「基本的にネットよりも既存マスコミの方が信頼できる」というのはあったはずだ。

それなのに、今この表現を使う人って本気で「常にネット情報の方がマスコミより信頼できる」と思い込んでる奴がいるから性質が悪い。

こういう人が情報リテラシーとか言い出すから呆れ果てる。

そりゃ、極一部のブログ炎上とかしょうもないニュースに限って言えばそういうこともあるかもしれないけどねえ……

  • 3行でまとめてくれ。
  • ○○まで読んだ

これも元々は意味もなく無駄に要点がわかりにく文章を書く人をおちょくる言い方だったのに、今では「ただ文章が長い」だけで言われたりする。

まともに物事を説明したり議論するならある程度は文章長くなるのに、ただ長いと悪いと思っている。

もうゆとりという他ない。

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