2007-12-20

本当に夢かもしれない

学生時代から尊敬している人がいて、ある偶然からその人と知り合う機会があって、ド緊張しながら喋った。

緊張していたから何喋ったかもよく覚えてないけど、

気がついたらメールアドレスの交換してた。時計を見たら話したのは20分ほど。

10分もしたらさっきまでの高揚感は嘘のように消えて、いつも通りの、面白味のない日常に戻った。

本当に憧れの人とメールしてるのか?と疑いながら何度かメール交換した。

何だかよくわかんないけど気に入られたみたいで、食事に誘われた。

憧れの人と、マネージャーっぽい人と、自分の三人だけで。

憧れの人がテーブルの真向かいに座って、抱いていたイメージとはちょっと違った柔和な笑顔で話しかけてくれる。

本当に緊張しっ放しで上手く喋れなくて、頭の回転がいつも以上に鈍り、

イメージトレーニングで何度も吐き出した言葉だけは流暢に喋って、あとはどもりっ放し。その人と話してると、自分の閉塞した日常から、

開かれた楽しい場所へと連れていってくれるんじゃないかって気になって、まさに光といった感じの、希望を見せてくれる。

でも、その人と別れてまた10分ほどすると、高揚感は消えてまたいつもの自分に戻る。いつもの布団でくだらないことに悩みながら寝る。

その人と話していたことが、全然リアルに感じられなくなる。自分の妄想なんじゃないか、って。

確認の意味も込めて、お礼メールを送る。返ってくる。でも、メールだと顔は見えない。本当にあの人が書いたメールか?

余計不安定で疑心暗鬼になってる。もうワケがわからない。尊敬してる人(有名人)と知り合った時って、誰でもこうなんだろうか。

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