男女の過去の恋愛の違いがよく「上書き保存と別名保存」と言われるんだが、男性がこの言葉を使う時は、「男性は失恋を引きずるのに、女性はあっさり上書き保存して忘れる」という意味で使用しているように見える。
私は女性だが、この言葉は「男性が過去の彼女もすべてアルバムに写真を入れるがごとくしまっておき、時折思い出しては『こいつはきっと俺のことまだ好きなんだろうなあ』とニヤニヤするが、女性は忘れたいと思ってなるべく思い出さないようにする」という特徴を表しているんだと思っていた。
この考えは2chの失恋板で得たものなんで、ちょい偏っていると思うけど。
落ち着いて両者見比べるに、おそらくどちらも「自分が振られた立場」から見ている場合なんじゃないか。
で、振った側の男女の行動が、「別名保存」と「上書き保存」に分かれがち。男性は過去の彼女を俺様の戦歴フォルダに入れ、女性は嫌悪感のあまり過去の記憶を消去したいと思うと。
振られた方は、心に深い傷は残るし、全否定されたような気分になるし、上を向いて歩けなくなるし、死ぬことしか考えられなくなるし、突然涙が出てくるし、記憶を掘り起こしては傷口を開かせてるし、それは男女ともにかわらないんじゃないかなあ。
少なくとも女性の一人として、振られたにもかかわらず「上書き保存」ですぐ立ち直る、なんてことはないよ。と、言いたい。
そういやオリジナルの発言は一青窈だったっけなあ