PCのメールを整理していたら、ふと昔のメールが目に入って、懐かしいやら恥ずかしいやら、そういう感情を覚えた。
ぼくのPCには、社会人になってからのメールがすべて残っている。別に大事にとっていた訳ではないのだけれど、さいわい今まで失われることなくここまできた。ぼくが社会人になってすぐの頃は、携帯電話にメール機能などなく、せいぜいがショートメッセージを送れる程度だった。だから個人的なメールもPCから送っていた。今はもう、そういうメールは携帯電話で送るようになっている。
懐かしいついでに、昔のメールを順に読んでいたら、読んだ覚えのないメールが出てきた。差出人は前の会社の同期の女の子で、そこそこ仲が良かった覚えがある。内容は他愛もないものなので、ここには書かないけれど、ぼくはほんの少し違和感を覚えた。このメールはここにあるべきものではない。お互い、同期なので会社のメールアドレスは知っているし、その運用はあまり厳しくなかったので、みんな普通に社内の私信に使用していた。ぼくも彼女とメールのやり取りをしていた記憶がある。
思えばちょうどその頃、ぼくは長期出張に行っていて、出張に行くときに個人的なアドレスを同期に送ったような気がする。だから、彼女がプライベートなアドレスを知っているのは問題ない。それでも、ここにあるべきではないという結論に変わりはない。出張先でも会社のアドレス宛のメールは問題なく読める。
それで、当時を思い返していたら、いろいろなことを思い出した。なんてこった。人はこんなにも記憶を失えるものなのだろうか。
(続く)
http://anond.hatelabo.jp/20070126172341 チンチン
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