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2009-05-04

http://anond.hatelabo.jp/20090503235657

著作権云々を書いた増田だけど、

会社がなくなって楽譜がぜんぜん売られなくなったら困るでしょ?

え?そうなったらコピーし放題になって助かる?

実際、困ってるらしいからなぁ...

クラシック畑というか、吹奏楽関係者だと、さも公然にコピー譜が出回ってる

から、コピー譜で当然という意識があるのかもね。

最近の邦人作曲家ではレンタル譜で対応してる人も多いし。

背景には、スクールバンドが「低予算の実情かつ教育目的の~」を印籠にして

学校間でコピ-、そのノリでOBが一般団体でもコピー、というのを繰り返したりして、

「原譜を買う」という意識が薄いまま学生が育つループができてるのがあると思う。

たしかに、古い定番曲は絶版になってることが多いだとか、

(特に邦人の、国内出版社分。アメリカ系のは出版社が変わって再版されてる場合も多いけど)

古い定番曲は在庫として持ってる学校が多いから、再販しても売れないとか、

昔(90年代以前)は海外譜・海外盤の入手・選択性がよくなかったかり、為替の都合で高かったから、

今とは違う事情(善し悪しは別に、海外情報の融通という意味で)があったとか、

いろんないいわけはあるんですけどね。

個人的には、自分が最初に出会った顧問の先生は基本的に譜面を買ってたし、

他団体から借りる場合にも、(コピーではない)原譜を借りた上で、

使用後はコピーなどを一切廃棄して残さなかったし(ギリギリでグレーのところ)、

自分自身も、学指揮をやってた頃は、私費と団費をやりくりして原譜を購入してた。

ただ、レッスンで見てもらってた先生(プロ演奏家)が、

CDなんてコピーでいいんだよ。パソコンソフトもまっとうに買うのってアホみたいよな。」

って言い出した時には、さすがにピキピキきた。あなたはナニでメシ喰ってはるんすか、と。

(CDじゃねぇ、入場料収入だ、と言われれば、まぁそうかもしんないけど、

基本的にはどっちにしろ、大枠のコンテンツ料・サービス料で稼いでるわけで)

なんか自慢話じみてきて申し訳ないし、カスラックBカスがらみの著作権ゴロの件は

腹立たしいと思ってるけど、まっとうな著作権者に利益が回る話は、きちんと守ろうと思ってる。

 
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