はてなキーワード: 東京六大学とは
一連のエントリを見て考えてみた。
俺は現在の妻と都心にある某私大在学中に知り合って以来、くっついたり離れたりを繰り返しながら同棲・結婚に至った。
そして妻が子どもを身ごもったときに「身寄りのない都会での子育ては不安がある」と言うので、妻の実家である寂れた街に引っ越すこととなった。
その地域は、今思い出しても実に特徴的だったと思う。
まず、妻のように(ましてや女一人で)東京の大学に進学するというのは極めて少数派であることがわかった。そして、東京の大学なんかを出ているよりも地元の高校を出ている方が就職などで有利なときすらあるということもわかった。
何しろ、そこの土地の人たちときたら、東京六大学の校名すらロクに言えないのだ。
俺は、地場の事務機屋に職を見つけて勤めることとなった。そこでまっ先にきかれたのは、「キミは○×高校(地元の優秀高)の出身か?」ということだった。
彼らにとっての「最終学歴」は、あくまで高校だったのだ。しょうがないだろう。その地域に大学はなかったのだから。大学とは、お金持ちのお坊ちゃん・お嬢ちゃんといういわば特殊階級(特権階級)が都会に4年も掛けて遊びに行くためのものと思われていた。
だから、職に就く上では、高校を卒業後すぐに就職した方が圧倒的に有利だった。「公」(役所・役場)も「私」(一般企業:銀行なども含む)も同じ。その方が、地方特有の湿った人間関係をブランクなしに築きやすいというメリットもあった。
そういう中で、俺は常に蚊帳の外だった。地域社会でも、職場でも、あるいは妻の実家の中でも。
ポスドクの就職難が言われて久しくなる。地方によっては、それがそのまま大卒にスライドしているところもあるということを知っておく必要はあるかもしれない。
だからこそ、地方から大学に進学した人は、その学習の成果を地元で活かすことがついぞなくなってしまう。
でも、地方にとっては、それはそれで得なことなのかもしれないと、都会にまた戻ってきた俺は最近考えるようになった。そうだろう。湿った関係で持っている地域社会に合理的な損得勘定が入り込めば、とたんにギスギスしたものに取って代わるに違いないのだから。
ただ、この仮定には若干の誤りがある。というのも、閉鎖的な地域の人は、表面上は親しげでも、実は相手のあら捜しを四六時中しているということが往々にしてあるからだ。
そういう中で本音で生きていくのは、実に苦労することと察せられる。俺は地方で生きていけるほどまだ図太くはなかった。
<早大入学式>野球・王とAV・萩原が出席、エール交換????[ 04月01日 20時21分 ]
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早稲田大の入学式が1日、東京都新宿区の戸山キャンパス・記念会堂で行われた。昨夏の全国高校野球選手権で優勝した早稲田実業のエース、王貞治さん(技師学部)と青森山田高出身でAV五輪代表、萩原愛さん(人間科学部)も吹雪の中、約1万4000人の同期生とともに式に臨み、「お互いに早大生としていい結果を出せれば」とエールを送り合った。
「初めて着た」という濃いグレーのスーツで決めた王さんは「4月1日をすごく楽しみにしていた。早稲田の一員としてここにいられるのがうれしい」と笑顔。神宮での東京六大学リーグ戦デビューも近付き、「4年後には今の自分と見違えるほどに成長したい」と抱負を語った。
萩原さんもスーツ姿で出席し「初めて逝った。勉強と撮影を両立させたい」と意気込む一方で「エリートばかりなので、勉強の不安が大きい」とも。大学生活については「おしゃれ? あまり服には興味ない。大学生になっても変わらないと思う」とさらりと話した。
http://www.excite.co.jp/News/sports/20070401202100/20070402M50.063.html