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2008-06-22

仕事のことを褒められても嬉しくない発言

anan6月25日号、「好きな男にモテたい」特集のとある記事について。

52ページの

「気づいたら好きになっていた・・・。男が体験した恋のマジック集」という見出しの記事。俳優沢村一樹ミュージシャンDAIGO放送作家中野俊成という人の3人の座談会の模様が書かれている。

私はそれほどテレビは見ないほうだが、沢村一樹DAIGOのことは知っている。

しかし中野という放送作家存在は知らなかった。こういう記事に採用されるのだから、おそらく売れっ子の放送作家なのだろう。「恋するハニカミ」などの番組を手がけているらしいが、私は「恋するハニカミ」は見たことがない。しかしともかくこの中村という放送作家の発言がことごとくうんざりだった件について。

まずは「僕は逆に仕事のことを褒められるのはあまり好きじゃなくて。仕事の内容を知らないのに、分かったようなことを言われるのが苦手」という発言。

この発言はかなり自意識過剰だ。

どんな仕事もそれぞれに違いがある。その仕事に就いている人間にしかわからないことがあるのは当たり前。でも反対にどんな仕事にも共通することもある。私たちは他人とコミュニケーションするときに、違う業種の人と話す場合であっても、相手の話をよく聞き、自分の仕事とも共通することと照らし合わせて、想像力を働かせて相手の仕事に対してもコメントをしたりする。これは普通人間同士においてもよくあることで、ましてや恋人同士であったり、その可能性のある女性と話しているのだったら、相手の男性仕事に興味を持つのは自然なことだ。この中村さんは自分の仕事をどれだけ特殊なものだと考えていらっしゃるのか。一般人には分からないトクベツな仕事に就いているという思い込みが感じられる上に、こういう人間に限って、ほんっとーーーに相手の女性が心底自分の仕事に興味がこれっぽっちもないと分かるとプライドが許さないタイプが多いのだけれども、そのプライドの裏返しがにじみ出たような発言ですねー。

「むしろ運転とか縦列駐車とか、日常の些細なことを褒められると嬉しい」とそのあと発言しているが、疑わしい。自分の作品を見てくれ!分かってくれ!褒めてくれ!という自己顕示欲の塊みたいな職業人間が、誰にでもできる縦列駐車を褒められるだけで満足するとは思えない。「放送作家、それも売れっ子のあなただから注目しているの」と思われたいけれど、それをそのまま言われるのも職業以外に自分に魅力はないと思われているようだから、言わないでほしい・・・でも本当は僕の職業はみんなの憧れの的だって思っていてほしい・・・というなんとも矛盾したことを考えているのだろうね・・・。この人のそばにいる女性は、職業にはなんら関心のない言動をしつつも、でも瞳の奥には「あなたの職業尊敬しています」という炎が燃えている、という難しい役どころをこなさなくてはいけませんね。あほらしー。

この「職業意識していません」というのは、しかし有名人著名人との恋愛結婚道におけるちょっとした王道のテクニックであるらしい・・・。

ある奥様雑誌で、スポーツ選手の妻という特集を読んだが、やはりスポーツ選手の妻が「家庭で主人には試合の話はしないように気をつけています」とインタビューで答えていた。えー?旦那さんがスポーツ選手なのに試合の話をしないように気をつけるって・・・?と私は気持ち悪かった。「気をつける」という言葉づかいからして、ほんとはすんごく気になって仕方ないけれど、気にしていない「ふりをしている」のか!なんじゃそりゃ?人気スポーツ選手の妻は、「私は旦那のことをひとりの人間として愛している。別に有名で人気者のスポーツ選手だからではないの。(そして彼の法外な年俸が目当てだったんじゃないの)」というポーズをずっととらなくちゃだめなのかしらん。

(自分が有名だと思い込んでいる)男性も、仕事のことには興味を持って欲しくないと思い、(自分の旦那が有名だと思い込んでいる)女性も、仕事のことには興味をもっていると思われたくない。一見なんかつりあいが取れていますがね。。でも両者ともに、ほんとは職業にすごくプライドが高い可能性があるので、そのへんの折り合いはどーなってるんだろ?

私個人の感想としては、自分の仕事に誇りをもっているとしたら、愛する人にも同じように誇りに持ってもらいたいし、自然に普段の会話で仕事のことが会話できるのが気持ちよいなあと思います。

有名人がゆえに、その地位と名誉お金が目当てで近づいてくる女が絶えなかったから、そういう女性が苦手になった、という意見もあるかもしれないけれども、

女性だってそれほど馬鹿じゃなくて、

本当に魅力があって自分に自信のある女性は、

相手のお金につられて自分によってこないし、その世界に長ければそのことは知っているはず。

たぶん、本当に近づいてほしかった女性には見向きもされなかった経験があるはず。

だったら、「仕事のことで褒められても嬉しくない」とかせせこましいこと言ってないで、

素直に喜べばいいのにさー。

まだまだうんざり発言はあるけど、とりあえず今回はこのへんにて。

2007-12-30

http://anond.hatelabo.jp/20071230201421

でも、逆に俺なんか「恋するハニカミ」がすごいやらしく見えるんだよな。

 
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