浅縹(あさはなだ)とは、やわらかい青色のことで藍染により浅く染めた縹色に用いられます。
また『水縹(みずはなだ)』も同じ程度の色です。
『薄縹(うすはなだ)』とも呼ばれることもありますが、『浅葱色(あさぎいろ)』という色名のほうがよく用いられるようになりました。
藍染めのときに染料をためておく瓶「藍瓶(あいがめ)」に、少しつけただけの淡い藍色を瓶覗き(かめのぞき)といいました。
また、瓶にはった水に映った空を覗き込んだような色という説もあります。
薄い藍色を瓶覗き(かめのぞき)、濃い藍色を濃藍(こいあい)といいます。
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