木の枝に風船が引っかかっていた。
少し気になったので枝から外した。
なんだかどこかへ飛んで行きたい。
そう思ってる自分の気持ち重なる。
風船を持つと思いのほか力強く僕を引き上げる。
ひょっとしたらこのまま成層圏まで飛べそうなくらい。
少し体が浮いた。
すると急に怖くなって手を離してしまった。
風船は力強く凄い勢いで空を飛んでった。
もう2度とあの風船に出会うことはないんだろう。
家に帰ってひとり、酒を飲んで寝る。
ストロングゼロはいつも僕の側に居てくれる。
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