2021-07-28

賃貸不動産屋が嫌いすぎる

不動産屋を利用して、引っ越しをした。

担当される営業さんは基本的には「いい人」ではあったが、発言の内容には多くの嘘があった。

たとえば、入居者安心サービスや消毒料というがあったので、

「内容を見て加入するか決めたい」と話したのだが、「その物件の契約には基本的に必要だ」と言われた。

「基本的には必要なら、例外的に外せる場合の条件があれば教えてほしい」と聞くと「これまでオプションを外した人はいない」と言われた。

こちらにも専門知識がなかったので、このまま詰めてみても話にならないと半ばあきらめ、物件は気に入っていたのでオプション料金を払う前提で検討を進めた。

数日悩んでいると不動産屋から、物件の契約をすすめるかどうか確認の連絡が来た。

例のオプションで迷っていると伝えると、「それならばオプションを外します。たまにそういうお客様もいらっしゃるので」と言われた。

過去の発言が嘘だったことになるので、ここの不動産屋とは契約をしないように決めた。

別の物件を内覧した際に、火災保険について変えられないか聞くと、こちらも変えられないと言われる。

これも最終的な契約を説明される場できいたところ、必要な保証条件を満たしていれば変えられると答えが変わった。

仲介手数料も、本来は借主から0.5ヶ月、貸主から0.5ヶ月で合計1ヶ月分以内を不動産屋が取って良いものになっているらしい。

同意がとれた場合に限り、どちらか一方に1ヶ月分支払わせることが認められるという構造らしい。

それにも関わらず、世にある多くの物件の契約条件は、仲介手数料1ヶ月分という書き方で、その上、オプションも必須とかかれている。

不動産屋を数件回って、どこでも安易な嘘をつかれたことから、担当する個人の問題ではなく、会社の問題、業界の問題なんだろうなと思った。

値引き交渉以前に、対等な話をするところに持っていこうとする時点でかなりの労力を必要とする。

会社や業界に問題がある場合、窓口となる個人を非難するのは良くないという考えを持っていたが、あまりその考えにとらわれる必要はないと考えを改めた。

末端が仕方なくやらされているとして、その場合会社のほうが悪いとは思うが、騙す行為をした人を警戒し、敵視するのは、必要なことだろう。

彼らを許したところで、本部の人たちはもっと彼らの利用をすすめるだけだから、不満は伝えて末端にも不満を持ってもらうのでいいのではないか。

初めての不動産屋とのやり取りで、多くの嘘が見えてくるほどだ。

それくらいのことはわかっていないといけないと思うし、不正に満ちた業界だと思うので、どんなに良い人であろうと、不動産業界の賃貸周りで働いている時点で、その人は悪事に加担している人というレッテルは貼り続けて良いと思った。それほどには各人の選択は重みを持つ。

蛇足だが、利権をもって僕らのお金を吸い上げている人の多くは、会って話してみるといい人なんだろうと思う。

いい人であり、悪意がなくて、無自覚でも、利権を守り多くの人々に損をさせていたら、それはそれ、これはこれとして、その業界にいるというだけで軽蔑して良いのだろうと思っている。

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