己の肉体に不甲斐なさを感じたKKOは自らをサイボーグに改造し、鋼の身体となった。
これなら痴漢しても骨を折られることはない。そう思っての行動だ。
KKOは喜び勇んで、電車に乗った。
辺りを見回すとJKがいたので、そのお尻を
手のひらでつつむように、優しく触れた。
だがしかし、鋼の身体では何も感じ取れなかった。
肉体を失ったKKOには以前のような繊細な触覚はなかったのだ。
KKOは深く後悔した。
それから電車でKKOを見た者はいない。
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