整数の場合
- 「かける」とは
- 2つの整数a,bに対して整数a×bを返す演算×であって、次の性質を満たすものである
- a×1 = 1×a = a
- a×b = b×a
- a×(b + c) = a×b + a×c
- 整数の和についての単位元0は、積についての吸収元である
- これは和についての分配律から明らかである
- 実際a×(b + 0) = a×b + a×0であり、a×(b+0) = a×(b) = a×bであるから、a×0=0である
- 負の数の掛け算について
- 二つの負の数の積は0又は自然数(正の数)である
- 例えば(-1)×(-1)は、0 = (-1)×0 = (-1)×(1 + (-1)) = (-1)×1 + (-1)×(-1) = (-1) + (-1)×(-1)であるから、(-1)×(-1) = 1である
このくらいは中学校で教えればいいのになあ。
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