2010-11-19

学ぶってこと

世界史を学ぶに色々意見が集まってるみたいだけど。

 

ういうのって「どんな(立場の)人」が「どのような目的で」学ぶかによるよね。

単なる知識欲を満たしたい人ならば教科書通読するのは苦じゃないでしょう。

教員になりたいとか試験があるって人ならば、通読はした方がいいと思う。それだけじゃ駄目だけど。

ただまぁそういう人はごく少数派だろうと思う。

 

大体の人は知りたいと思う「現代の事象の原因」や「時代」、「人」が居るからこそ学びの姿勢を取るんじゃないだろうか。

例えば日本史だったら大河ドラマの「新撰組!」を見て江戸末期についてもっと知りたいと思う、みたいな。

そんな時、果たして教科書通読は有効かと言うと違うよね。

知りたいと思うポイントを中心として、そこから前後に知識を広げて行くことになると思う。

 

そんな時に教科書は役立たずかと言ったらそうではない。

教科書の目次、題材の並びはちゃんと考えられて作られている。

だから知りたいと思うことを目次や索引から引いて、そして読んでいけば良いのだ。

そこで更に「この事象の前に何があってこうなったんだろう?」とか「この事象の後はどうなったんだろう?」って興味が湧けば、自然と知識の幅は広がるし、興味もない所まで読まなきゃいけない通読よりは肩の力を抜いて取り組めるんじゃないだろうか。

 

社会人になって仕事の事も考えなきゃいけなくて、そこに更に勉強への強迫観念が付与されたら鬱になるわ。

社会人になったらね、仕事に必要な勉強以外は、自分で選んでいいと思うんだ。

自分なりに必要だと思ったら仕事以外の事でも学ぶし、興味が沸いたら他人のやり方なんかさておき自分で楽しく学べる。

 

そんな私は今、清末あたりを勉強中。

いやー…浅田次郎先生のおかげで興味がわきまして。

 

蒼穹の昴、最高ッス!

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