2010-11-03

http://anond.hatelabo.jp/20101103163615

江戸時代からの伝統だけど、一番多い起業パターン組織ナンバー2、3の独立だと思う。

経営者の下に優秀な人材が2人いたとして、1人が後継者、1人は独立っていう感じで。

呉服屋の番頭自分の店を持つとか、寿司屋職人が暖簾わけして自分の店をもつとか、そういうのが典型的だけど、だいたいの業種そうじゃないかなぁ。

インテリな業種でいうところでいうと医者やら弁護士やら、あんまりインテリでない業種だって内装業やら水道屋やら整備工やら。

雇われているときの顧客自分顧客にできるわけだから、失敗する確率が少ない。(円満に独立したか喧嘩別れだったかにもよるが)

資格で守られてるとなおのこと。

ナンバー2、3の地位とかじゃなくても、たとえば顧客をたくさん持ってる営業マンとかだってさ。

起業に限らず、転職にだって有利だよ。

「私はこういう顧客を持ってます」

はいちばんのアピールポイントだもん。

だって、イコール

「私は○○○万円の利益を上げるだけの力があります」

だもん。

雇われ人時代につくった人脈がでかいと思うな。

顧客に限らず。

独自ルートで安く仕入れたり、頼れる同業者提携できたり、いろいろと。

非正規のほうが失うものが少ないから起業しやすいなんていう理屈はどうかと。

仕入れルート顧客も全部自力で新規開拓、同業者に助けて貰うどころか、出る杭として打たれって状態だと、格段に成功率は落ちるんじゃないかなぁ。

一般論だけど、

バイト」には名刺交換しないし、「バイト」には営業をかけないし、「バイト」には社外秘を教えない。

故に、人脈もできなければ、ノウハウの深いところも知りえない。

この国では非正規は職歴に入らない。

結果、起業できないし、転職もできない。

ただのバイト君や派遣さんに。人脈と資格と腕と実績のどれがあるというのだ。

記事への反応 -
  • 打つ手① マトモなところになんとか就職する。 メリット ごく普通の生活に戻れる。会社が潰れたり色々あるだろうけれど、安定度UP。出るかはともかく年金も払える。 デメリット...

    • 江戸時代からの伝統だけど、一番多い起業のパターンは組織のナンバー2、3の独立だと思う。 経営者の下に優秀な人材が2人いたとして、1人が後継者、1人は独立っていう感じで。 呉服屋...

      • いやサラリーマンとして言うが。 会社の顧客を毟り取るのはタブー中のタブーだな。 同業で開業してそれをやったら、間違いなく叩き潰される。 飲食店や小売業に関しては当てはまる...

        • 業種と業界によると思う。 顧客とか技術の流出を許すか許さないかは。 日立で原発の技術者だった人が三菱重工で雇って貰えるかっていったら、お互いギスギスするからライバル業者か...

    • 起業するという考え方|堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」by Ameba http://goo.gl/MDkr

    • 打つ手①で頑張ってみて、ダメだったら 打つ手⑥:地球とキス にするわ。 いきなり⑥はやっぱいかんと思った。

    • 起業 メリット 当たれば金持ちになれる。 デメリット 初期投資がかかる場合が多い。生存率が極めて低い。 まるで起業とか考えたことのない人間の考え方だな。 実際のところ、...

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