2010-11-02

1999年10月の100円中古シングルCDチャートから導かれたEAST END理論

1999年10月18日放送の伊集院光ラジオ番組で“COUNTDOWN CD inワゴン”という企画をやっていた。

伊集院番組スタッフ東京近郊の中古CDショップ40店を走り回って調べた「100円以下の値札がついている中古CD」の在庫チャートは以下の通りだった。※( )内は発売日と売上

 第1位「たのしくたのしくやさしくね」華原朋美(97年9月18日 41.7万枚)

 第2位「空」大黒摩季(97年5月28日 21.4万枚)

 第3位「愛を語るより口づけをかわそう」WANDS(93年4月17日 112.1万枚)

 第4位「Bye-Bye」ブラックビスケッツ(99年5月26日 42.9万枚)

 第5位「宝物」岡本真夜 (99年2月10日 8.7万枚)

 第6位「MAICCA〜まいっか」EAST END×YURI(95年2月13日 113.3万枚)

 第7位「こんなにそばに居るのに」ZARD(94年8月6日 78.8万枚)

 第8位「宇宙La Ta Ta太陽とシスコムーン(99年7月28日 7.4万枚)

 第9位「masquerade」TRF(95年2月1日 138.9万枚)

 第10位「おさえきれないこの気持ち」T-BOLAN(93年2月10日 82.6万枚)

 第11位「ツキ」猿岩石(97年3月19日 41.4万枚)

 第12位「sweet heartglobe(98年9月30日 39.3万枚)

 第13位「Perfume of loveglobe(98年10月8日 46.9万枚)

 第14位「パフィー de ルンバPUFFY(98年12月12日 11.8万枚)

 第15位「ホイッスル森口博子(93年6月9日11.6万枚)

 第16位「Sa Yo Na Raglobe(98年9月23日 46.8万枚)

※それぞれの枚数は発表されなかったが、8位の「宇宙La Ta Ta」は埼玉ショップ1店舗だけに38枚あってランクインしたことが報告されていた。

この調査から導き出した伊集院EAST END理論

 ・EAST END×YURIシングルCDの売上は「DA.YO.NE」(94年8月21日発売)が102万枚、「MAICCA」が113万枚、「いい感じやな感じ」(95年4月21日発売)が43万枚。

 ・「DA.YO.NE」と「MAICCA」は同じくらいの枚数が流通しているが、100円ワゴンに流れてきているのは圧倒的に「MAICCA」。「いい感じやな感じ」は「DA.YO.NE」の半分以下の売上ながら100円ワゴンには「DA.YO.NE」よりも多くある。

なぜこのような現象が起こるのか?

 ・「DA.YO.NE」を購入した人の半分は本当に曲がいいと思って買った人で、残りは流行っているからなんとなく買った人。

 ・「MAICCA」を購入した人はEAST END×YURIってなんかよくない?と買ったミーハー層が多い。

 ・「いい感じやな感じ」を購入した人については、「DA.YO.NE」を純粋に曲のよさで買った人や新し物好きはもう次のものに向かっているので(この時の例はH Jungle with t)ごくわずかのよっぽどEAST END×YURI好きな人か、乗り遅れてブームをつかんでしまう「つかまされ組」

 ・「DA.YO.NE」を買った人の50%、「MAICCA」の80%、「いい感じやな感じ」のほぼ100%が中古に入ったという理論がある程度成り立つ。

 ・更に調べていくと「いい感じやな感じ」の次のシングル「何それ」(95年7月21日発売)は売上8万枚、「ね」(95年12月1日発売)が5万枚、ラストシングル「日曜の朝の早起き」(96年5月22日発売)は4000枚の売上であり、これらは中古ショップではお目にかかることはなかった。

このように、名前が出てくるきっかけとなった大ヒット曲よりは、その後のやや売れの曲が100円ワゴンCDになりやすい。

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