2010-09-23

ルールを破ろう

俺が奴隷から抜け出すためには知識を吸収するのが一番だと書いたら、ニーチェだの中二病治療だの言ってる人間があらわれたようだ。まぁいい。

それより、ルールを破ることは非常に大事。ルールの束縛から抜け出すことで、はじめてこの社会の歪みが分かる。

俺は車が通らない交差点でも信号が青になるまでは横断歩道を渡れないタイプだった。深夜、誰もいない交差点でもそうする。なぜなら、ルールを破らないことが最も生存率を高める方法だと思っていたからだ。

ルールさえ破らなければいいんだ。ルールさえ破らなければ・・そういう思いにとらわれていた。

しかし今、そんな過去自分社会奴隷だったんだなとよくわかる。

ルールを守ったところで何もあるわけではない。重要なのは「ルールを守っているように見せかけること」なのだ。

馬鹿人間は、どんな時でもルールを破る。だから社会から疎外される。本当に強く生きるためには、ルールを適度に破ることが大事だ。

重要なのはこの社会で「生きさせてもらっている」と思うのではなく、「うまく利用して生きている」との自覚を持つこと。支配者はルールを守るだけの従順な豚であれと求めるが、それは彼らにとって都合のいい奴隷だからだ。ルールを守りさえすればいい、こんな思考が、騙されているとの感覚を鈍らせる。

そもそも普通人間は適度にルールを破っている。俺は破らなすぎただけだ。俺の両親は馬鹿みたいに真面目に生きているし、お役人なんてそんなもんだろう。安定した生活の代わりに、ルールに束縛されなければならないと叩きこまれる。

俺はもうそろそろそこから抜け出したい。そして、普通人間よりもさらにルールを破らなければならない。そうすることで、生活が危うくなることは目に見えているが、それでも、新しい世界を垣間見る事の出来る方法はそれだけだ。

ルールを破ろう。ルールを破り、この狭く息苦しい世界俯瞰しよう。

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