2010-09-06

夜はネットを見ず、ラジオを聴こう

最近仕事帰りの夜はラジオを聴く事が多い。

iphone適当に局を合わせて、あんまり騒がしくない番組を選ぶ。

特にお気に入り番組があるわけではなく、ラジオを聴くためにラジオを流す。

仕事のことで頭がいっぱいになって、

できないことばかりが目について

なるべくなるべく冷静に考えようとするんだけど

だんだんどこかに押し流したくなって

ネット情報の海に飛び込む。

まとめサイトだとかヤフオクとか

価格ドットコムだとか

ぐるぐるまわって欲しくもない物に囲まれる生活を想像する。

これってけっこう中毒性あるのだ。

けど最近ネットの海に浸かるのをやめた。

視覚を使って受動的に情報を得るということが

どうにも気持ち悪く、後悔の念を持ったまま寝るのが耐えられなくなった。

貴重な空白の時間ジャンクなもので満たされる気持ち悪さというか

まずいものを食って腹いっぱいになってしまった感じ。

そんな時、昔よくラジオを聴いてたなあと思い出すように聴き始めた。

そうすると“ちょうどよい”のだ。

頭の中では“空白”の領域を残したまま、夜の時間が流れていくのを感じられる。

時間の流れの速さはネットを見ている時間よりもずっとゆっくり

60分が過不足なく60分ある。ちょっとした充実感。


こっから先は個人の妄想になるのだが、

人間はあんまりたくさんの情報に囲まれても豊かにならない。

選択肢がたくさんあることは豊かであることをイコールではない。

適度に“ない”ことが大事なのだと思う。

その適度な空白は、あなたが染み出すための貴重な領域と思うから。

  • そう思ってはいるのだが、実行できない…のをマンションのラジオ感度(?)の悪さに責任転嫁して今宵もネット。 ラジコとかってやつもいまいち使い方がわかってないし。。あいほん...

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